ワウリンカと錦織が準決勝で対戦、メドベデフは前週優勝者対決でツォンガに勝利 [ABN AMROワールド・テニス]

ATPツアー公式戦の「ABN AMROワールド・テニス」(ATP500/オランダ・ロッテルダム/2月11~17日/賞金総額209万8480ユーロ/室内ハードコート)のシングルス準々決勝で、第1シードの錦織圭(日清食品)がマートン・フクソービッチ(ハンガリー)を6-3 6-2で下し、ベスト4に駒を進めた。

 錦織は準決勝で、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦する。

 故障からの復帰後、かつて調子を取り戻すのに苦労していたワウリンカだが、ここにきてようやく明確な復調の兆しを見せ始めている。ワウリンカは準々決勝で、第10シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)を6-4 7-6(4)で退けて勝ち上がった。

「肉体的に、非常にいい感じを覚えている。試合を重ねるごとに、動きも感触もよくなってきている」と試合後にワウリンカは語った。

「今夜は厳しい試合で、最後まで戦わなければならなかった。いくつかの長いラリーもあったが、自分がメンタル的にもフィジカル的にも踏ん張り続けられたことをうれしく思う」

 一方の錦織も、「試合ごとによくなってきていると感じる。第2セットはほとんど完璧だったと思う」と自信を垣間見せ、次の相手となるワウリンカについて「いい試合ができるよう願う。彼は偉大な選手だ。彼が戻ってきて、ふたたび素晴らしいテニスをプレーするのを目にできてうれしい」と話した。

 もうひとつの準決勝は、第5シードのダニール・メドベデフ(ロシア)対ガエル・モンフィス(フランス)という顔合わせになる。

 モンフィスはこの日、ダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)を6-1 6-2で圧倒した。一方のメドベデフは、故障から回復して先週の南フランス・オープンで優勝したばかりのジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)を6-4 6-2で退けた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はスタン・ワウリンカ(スイス)
ROTTERDAM, NETHERLANDS - FEBRUARY 15: Stan Wawrinka of Switzerland celebrates his victory over Denis Shapovalov of Canada after their quarter final match during Day 5 of the ABN AMRO World Tennis Tournament at Rotterdam Ahoy on February 15, 2019 in Rotterdam, Netherlands. (Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)

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