錦織は決勝進出ならず、2015年覇者ワウリンカにフルセットで敗れる [ABN AMROワールド・テニス]

ATPツアー公式戦の「ABN AMROワールド・テニス」(ATP500/オランダ・ロッテルダム/2月11~17日/賞金総額209万8480ユーロ/室内ハードコート)のシングルス準決勝で、第1シードの錦織圭(日清食品)はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したスタン・ワウリンカ(スイス)に2-6 6-4 4-6で敗れた。試合時間は2時間13分。

 今大会に初めて出場した錦織は、1回戦でピエール ユーグ・エルベール(フランス)を3-6 6-1 6-4で、2回戦でラッキールーザーのエルネスツ・グルビス(ラトビア)を6-1 6-4で、準々決勝ではマートン・フクソービッチ(ハンガリー)を6-3 6-2で破って4強入りを決めていた。

 この結果でワウリンカは、錦織との対戦成績を6勝4敗とした。昨年は8月にシンシナティ(ATP1000/ハードコート)の2回戦で対戦し、ワウリンカが6-4 6-4で勝っていた。

 今シーズンの錦織は、開幕戦のブリスベン(ATP250/ハードコート)で約3年ぶりにタイトルを獲得してツアー決勝での連敗を「9」でストップし、オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)では3年ぶり4度目の8強入りを果たした。

 ワウリンカは決勝で、ガエル・モンフィス(フランス)と対戦する。モンフィスは準決勝で、第5シードのダニール・メドベデフ(ロシア)を4-6 6-3 6-4で下しての勝ち上がり。

※写真は錦織圭(日清食品)
ROTTERDAM, NETHERLANDS - FEBRUARY 16: Kei Nishikori of Japan returns a forehand to Stan Wawrinka of Switzerland in their semi final match during Day 6 of the ABN AMRO World Tennis Tournament at Rotterdam Ahoy on February 16, 2019 in Rotterdam, Netherlands. (Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)

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