大坂なおみが世界1位として初の大会出場へ、初戦はムラデノビッチ [ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権]

WTAツアー公式戦の「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月17~23日/賞金総額282万8000ドル/ハードコート)に、日本の大坂なおみ(日清食品)が出場する。

 オーストラリアン・オープン後に世界ランク1位となった大坂は第1シードとなり、初戦となる2回戦の対戦相手はクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)に決まった。ムラデノビッチは1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)のファトマ・アル ナバニ(オマーン)を6-1 6-1で下しての勝ち上がり。

 両者は昨年の1回戦で初対戦しており、大坂が6-2 6-2で勝っている。前週のドーハ(WTAプレミア/ハードコート)を背中の故障で欠場した大坂は、これが世界1位として初の大会出場となる。

 今大会に3年連続出場となる大坂は、昨年の大会でのベスト8がこれまでの最高成績。準々決勝では、エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)に2-6 4-6で敗れていた。

 2018年シーズンの大坂は、3月にインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)でツアー初優勝を果たし、9月にはUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で日本テニス史上初めてシングルスでグランドスラムのタイトルを獲得。今年1月にはオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム2大会連続制覇の偉業を達成し、世界ナンバーワンの座に就いた。

 そのほかの日本勢は、加藤未唯(ザイマックス)/二宮真琴(橋本総業ホールディングス)と、青山修子(近藤乳業)がリジヤ・マロザバ(ベラルーシ)と組んでダブルスに出場。初戦の対戦相手は、加藤/二宮がハン・シンユン(中国)/モニカ・ニクレスク(ルーマニア)、青山/マロザバはビクトリア・クズモバ(スロバキア)/アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)となっている。

 シングルスの予選に第14シードで出場していた土居美咲(ミキハウス)は、予選決勝でマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)に6-4 3-6 1-6で敗れていた。

 ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権はWTAツアーで年間5大会開催されるプレミア5のカテゴリーの今季第1戦目。プレミア・マンダトリーに次ぐ格付けの大会で、シングルス56、ダブルス28ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

予選結果|日本人選手

予選決勝

●32土居美咲(ミキハウス)[14] 6-4 3-6 1-6 ○30マグダレナ・フレッヒ(ポーランド)

予選1回戦

○32土居美咲(ミキハウス)[14] 6-4 3-6 6-0 ●31ハン・シンユン(中国)

上位出場選手シード順位|シングルス

大坂なおみ(日本/日清食品)[1]
ペトラ・クビトバ(チェコ)[2]
シモナ・ハレプ(ルーマニア)[3]
カロリーナ・プリスコバ(チェコ)[4]
アンジェリック・ケルバー(ドイツ)[5]
エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)[6]
キキ・バーテンズ(オランダ)[7]
アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[8]

※写真はオーストラリアン・オープンでの大坂なおみ(日清食品)
撮影◎小山真司 / SHINJI OYAMA

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