大坂なおみ(日清食品)がWTAランキング1位となり、そしてコーチと別れてから最初の試合で黒星を喫した。

 アラブ首長国連邦・ドバイで開催されている「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」(WTAプレミア5/2月17~23日/賞金総額282万8000ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、グランドスラム2連勝中で第1シードの大坂はサービスに問題を抱え、世界67位のクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)に対してわずか1時間の戦いの末に3-6 3-6で敗れた。

 試合後、大坂は記者たちと話し、世界のトップの地位に立つという新しいステータスに対処することの難しさについて語りながら、涙を拭いた。

「私は、自分がどのようなポジションにいるのかを必ずしも理解していないのではないかと思う。昨年の私は、このランキングの近くにさえいなかった。人々は私に注意を払っていなかった――そして私は、そんな状態のほうが心地よいと感じている」と大坂は語った。

「私は注目されることがあまり好きではないの」と彼女は胸の内を明かした。

「このところ少し厳しかった」

 第1シードとして1回戦を免除されたあとのこの2回戦で、大坂はセカンドサービスからの27ポイントのうち5ポイントしか取ることができなかった。これはわずか19%に過ぎず、さらにファーストサービスからのポイントでも、ほぼ半分にあたる22ポイント中12ポイントしかものにできなかった。

 大坂は、自分のサービスゲーム9度のうち7度をブレークされてしまった。

 ムラデノビッチは、2019年の戦績0勝4敗という不振の状態でドバイにやってきた。大坂は、1月のオーストラリアン・オープンで2度目のグランドスラム大会優勝を遂げてから、このドバイまでの間、大会に出場していなかった。オーストラリアでの優勝のおかげで、彼女は世界1位となった最初のアジア人女性となった。

 先週、大坂はツイッターを介し、もはやサーシャ・バイン・コーチとともに働かないことを発表。バインは、昨シーズンの直前に彼女のコーチとなり、同年9月のUSオープン優勝(グランドスラム初優勝)を助けた人物だった。

 大坂は、このことを発表する際に離別の理由を説明しなかったが、ドバイの大会が始まる前に行われたメディア・デイで、「皆がお金に関係することだと思っているようだけど、そうではないの。理由は、自分の幸せより成功を優先することはないということだと思う」と言って、やんわりと説明していた。

 火曜日に行われたそのほかの試合では、オーストラリアン・オープン決勝で大坂に敗れて準優勝となった第2シードのペトラ・クビトバ(チェコ)がカテリーナ・シニアコバ(チェコ)を6-7(3) 6-4 6-4で下した。

 また、大坂が首位に立つ前のナンバーワンだった第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)はユージェニー・ブシャール(カナダ)を7-6(5) 6-4で倒した。第4シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)はドミニカ・チブルコバ(スロバキア)に6-2 3-6 6-3で勝った。

 一方、第7シードのキキ・バーテンズ(オランダ)はビクトリア・クズモバ(スロバキア)に2-6 6-4 6-7(6)で競り負けた。また第11シードで21歳のダリア・カサキナ(ロシア)は20歳のソフィア・ケネン(アメリカ)に3-6 6-2 4-6で不覚をとった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は大坂なおみ(日清食品)
DUBAI, UNITED ARAB EMIRATES - FEBRUARY 19: Naomi Osaka of Japan reacts in her singles match against Kristina Mladenovic of France during day three of the WTA Dubai Duty Free Tennis Championships at Dubai Tennis Stadium on February 19, 2019 in Dubai, United Arab Emirates. (Photo by Francois Nel/Getty Images)

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