前年覇者シュワルツマンは右脚の故障で途中棄権、シード勢7人が2回戦に進めず [リオ・オープン]

ATPツアー公式戦の「リオ・オープン」(ATP500/ブラジル・リオデジャネイロ/2月18~24日/賞金総額193万7740ドル/クレーコート)のシングルス1回戦で、前年度覇者のディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が右脚の故障でリタイアした。

 第4シードのシュワルツマンはパブロ・クエバス(ウルグアイ)と対戦したが、1-6 1-4とリードを許した時点で棄権の決断をした。この試合は火曜日に始まったが、第1セット3-0の時点で降雨により中断されていた。

 この結果、シード勢で初戦を突破したのは第5シードのジョアン・ソウザ(ポルトガル)のみとなった。

 2016年覇者のクエバスは2回戦で、前日に勝ち上がりを決めていた予選勝者のフアン イグナシオ・ロンデロ(アルゼンチン)と対戦する。

 また、第3セット途中で順延となっていた1回戦では、日本のダニエル太郎(エイブル)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した18歳のチアゴ・ザイブチ ビルチ(ブラジル)を3-6 6-3 6-2で退けた。

 この日は2回戦も行われ、ジャウメ・ムナール(スペイン)、アルヤズ・ベデネ(スロベニア)、ワイルドカードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、予選勝者のヒューゴ・デリエン(ボリビア)が8強入りを決めた。

 ムナールがキャメロン・ノリー(イギリス)を7-6(6) 5-7 7-6(4)で、ベデネがワイルドカードのチアゴ・モンテーロ(ブラジル)を6-3 6-4で、オジェ アリアシムがクリスチャン・ガリン(チリ)を7-5 6-4で、デリエンはロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)を7-5 6-4で下しての勝ち上がり。

 準々決勝では、ムナールがオジェ アリアシムと、ベデネはデリエンと対戦する。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)
RIO DE JANEIRO, BRAZIL - FEBRUARY 20: Diego Schwartzman of Argentina returns a shot to Pablo Cuevas of Uruguay during the ATP Rio Open 2019 at Jockey Club Brasileiro on February 20, 2019 in Rio de Janeiro, Brazil. (Photo by Buda Mendes/Getty Images)

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