アラブ首長国連邦・ドバイで行われている「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」(ATP500/2月25~3月2日/賞金総額288万7895ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第1シードの錦織圭(日清食品)がブノワ・ペール(フランス)を6-4 6-3で倒し、危なげなく2回戦に駒を進めた。

 一方、第3シードのマリン・チリッチ(クロアチア)は復活ぶりが著しいガエル・モンフィス(フランス)に敗れた。

 ドバイでデビューを飾った錦織は直面した8つのブレークポイントをすべてセーブし、勝負を決めるのに81分しか必要としなかった。彼は次の2回戦で、ホベルト・ホルカシュ(ポーランド)と対戦する。

 ペールが手にした8つのブレークポイントはすべて最初の4ゲームにおいてだったが、錦織は3-1とリードを奪う過程で繰り返し苦境から抜け出す術を見つけ出した。

「カギは2-1からのもっとも長かったゲームだと思う。あのゲームを取ることができて、より自信を持つことができた。もし彼がブレークバックしていたら、どんなことだって起こり得た」と錦織は振り返った。

 この結果で錦織は、ペールとの対戦成績を6勝2敗とした。

 一方、チリッチはいまだ一度もモンフィスに勝ったことがなく、この日は3-6 6-4 0-6で敗れ、モンフィスに対する対戦成績は0勝4敗となった。2週間前のロッテルダムでキャリア8度目のツアー優勝を果たしたばかりのモンフィスは、不安定なチリッチに対して最終セット29ポイントのうち24ポイントを取った。

「第3セットでは、彼のサービスゲームでもこの勢いと弾みが続いていた」とモンフィスは語った。

「僕にとっては、彼をプレッシャー下に置き続けることが重要だったんだ。明らかに、うまく機能したよ」

 第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)は日曜日にマルセイユでキャリア2つ目のツアー・タイトルを獲得したあと、この日はマシュー・エブデン(オーストラリア)を6-4 3-6 6-3で倒し、 いい調子を継続させた。彼は次の2回戦で、予選を勝ち上がったイゴール・ゲラシモフ(ベラルーシ)と対戦する。ゲラシモフはロビン・ハッサ(オランダ)との接戦を7-6(2) 7-6(5)で制した。

 また、トーマシュ・ベルディヒ(チェコ)はラッキールーザーのイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)に対して2時間半苦しんだのち、6-4 4-6 7-6(4)で競り勝って2回戦に駒を進めた。

 この日のそのほかの勝者の中には、デニス・クドラ(アメリカ)もいた。彼はマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を2-6 7-5 7-5 で退けた。マルコス・バグダティス(キプロス)はワイルドカード(主催者推薦枠)同士の対戦でモハメド・サフワット(エジプト)に4-6 6-3 6-4で挽回勝ちした。

 そのほかの試合では、第6シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)がラッキールーザーのイリ・ベセリ(チェコ)を7-5 3-6 7-6(4)で下して2回戦に駒を進めたが、第8シードのダニール・メドベデフ(ロシア)は予選勝者のリカルダス・ベランキス(リトアニア)に3-6 3-6で敗れた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は錦織圭(日清食品)、2月16日ロッテルダムで撮影
ROTTERDAM, NETHERLANDS - FEBRUARY 16: ABN Amro WTT Kei NISHIKORI during the ABN AMRO World Tennis Tournament at the Ahoy Rotterdam on February 16, 2019 in Rotterdam Netherlands (Photo by Jan Kok/Soccrates/Getty Images)


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