アラブ首長国連邦・ドバイで開催されている「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」(ATP500/2月25~3月2日/賞金総額288万7895ユーロ/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)はフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)に対する完璧な戦績をキープした。一方、第1シードの錦織圭(日清製品)は番狂わせを食らい敗退した。

 フェデラーはベルダスコのフォアハンドがサイドアウトした瞬間に手にした最初のマッチポイントをものにし、 6-3 3-6 6-3で試合にケリをつけた。しかし錦織は、ホベルト・ホルカシュ(ポーランド)に5-7 7-5 2-6で敗れることになった。

 これは、同大会で7度優勝しているフェデラーにとって、ドバイでの50回目の勝利だった。50勝目の話をされたとき、37歳のフェデラーは、「それは重要な数字だ」とコメントした。

「100までいけるかはわからないけどね」

 彼はツアーで100勝目となるタイトルまであと3試合というところにおり、次のラウンドではマートン・フクソービッチ(ハンガリー)と対戦する。フクソービッチはこの日、ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を6-4 6-2で退けた。

 フェデラーは過去に一度しかフクソービッチと対戦したことがなく、それは昨年のオーストラリアン・オープンでのことだった。チューリッヒで彼といっしょに練習したことがあるというフェデラーは、フクソービッチのテニスに感銘を受けたと話した。

「実は、マートンのことはかなりよく知ってるんだ」とフェデラーは言った。

「彼は上達した。彼は速いサーフェスが好きなんだ。またコートの高い位置でプレーするのが好きだ。それに彼には、必要なときに使えるパワーがある。明日の準々決勝は間違いなく、僕にテストを課す試合となるだろうと思う」

 第2シードのフェデラーは錦織が敗れた今、いっそう有力な優勝候補となった。これはホルカシュにとって初めてのトップ10選手に対する勝利であり、これにより彼はツアーの大会で自己初となる準々決勝に駒を進めた。

「これは僕にとって、大きな勝利だ」とホルカシュは喜びを語った。

「大きな自信を与えてくれるものだ。前に進み続けるようトライするよ」

 ホルカシュは、第1セットで錦織が5-4リードから自分のサービスに入ったときを含め、7度あったブレークポイントのうち6度をものにした。彼はまた第3セットで、ダウン・ザ・ラインにバックハンドを決めて3-1とリードを奪い、最後のゲームでもブレークを果たした。最後は錦織のフォアハンドがアウトとなり、試合に終止符が打たれた。

「今日、彼はいいプレーをしたよ」と錦織は振り返った。

「僕は、望んだときにいいサービスが打てなかった。そういうことは起こるもの。おかげでいくつかの重要なポイントを失ってしまった。彼は、重要なゲームで本当にいいプレーをしたと思う」

 ホルカシュは次の準々決勝で、第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは、予選勝者のイゴール・ゲラシモフ(ベラルーシ)を1時間もかけずに6-3 6-1で退けた。チチパスは、先週のマルセイユでキャリア2つ目のタイトルを獲る過程でホルカシュを破っていた。

 ガエル・モンフィス(フランス)もまた、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したマルコス・バグダティス(キプロス)を6-3 6-2で下してベスト8に駒を進めた。モンフィスはそこで、予選勝者のリカリダス・ベランキス(リトアニア)と対戦する。べランキスは、デニス・クドラ(アメリカ)を6-4 6-1で倒して勝ち上がった。

 そのほかの試合では、第6シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)がトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)に1-6 6-1 7-6(4)で競り勝って8強入りを決めたが、前年覇者のロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)はニコラス・バシラシビリ(ジョージア)に7-6(2) 4-6 2-6で敗れた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はロジャー・フェデラー(スイス)
DUBAI, UNITED ARAB EMIRATES - FEBRUARY 27: Roger Federer of Switzerland celebrates after defeating Fernando Verdasco of Spain during day Eleven of the Dubai Duty Free Tennis Stadium on at Dubai Duty Free Tennis Stadium February 27, 2019 in Dubai, United Arab Emirates. (Photo by Amin Mohammad Jamali/Getty Images)

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