前年覇者の大坂なおみは8強に進めず、同じ1997年生まれのベンチッチにストレート負け [BNPパリバ・オープン]

WTAツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月6~17日/賞金総額903万5428ドル/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、前年覇者で第1シードの大坂なおみ(日清食品)は第23シードのべリンダ・ベンチッチ(スイス)に3-6 1-6で敗れた。試合時間は1時間6分。

 インディアンウェルズの本戦に3年連続出場となった大坂は、昨年の大会でツアー初優勝。準決勝で当時世界1位だったシモナ・ハレプ(ルーマニア)を6-3 6-0で、決勝では同じ1997年生まれのダリア・カサキナ(ロシア)を6-3 6-2で破って栄冠に輝いた。

 この結果でベンチッチは、大坂との対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。初対戦だった2013年4月のペラム(ITF2.5万ドル/クレーコート)の1回戦は大坂が6-3 6-3で、2018年ホップマンカップ(ITF男女混合国別対抗戦/室内ハードコート)ではベンチッチが7-5 6-3で勝っていた。

 今大会での大坂は、初戦となった2回戦でクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)を6-3 6-4で、3回戦では第25シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)を6-4 6-2で破って16強入りを決めていた。

 2018年シーズンの大坂は、3月にインディアンウェルズでツアー初優勝を果たし、9月にはUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で日本テニス史上初めてシングルスでグランドスラムのタイトルを獲得。今年1月にはオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム2大会連続制覇の偉業を達成し、世界ナンバーワンの座に就いた。

 ベンチッチは準々決勝で、第5シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と第21シードのアネット・コンタベイト(エストニア)の勝者と対戦する。

※写真は4回戦で対戦した大坂なおみ(日清食品/左)とべリンダ・ベンチッチ(スイス/右)
INDIAN WELLS, CALIFORNIA - MARCH 12: (L-R) Naomi Osaka of Japan shakes hands with Belinda Bencic of Switzerland after being defeated 6-3, 6-1 in their women's singles fourth round match on day nine of the BNP Paribas Open at the Indian Wells Tennis Garden on March 12, 2019 in Indian Wells, California. (Photo by Sean M. Haffey/Getty Images)

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