女子は浦和麗明を含む関東8校が白星スタート [2019高校センバツ]

「第41回全国選抜高校テニス大会」(3月20~26日/団体戦:博多の森テニス競技場、個人戦:春日公園テニスコート、博多の森テニス競技場)の競技初日、21日(木・祝)は男女団体1回戦が各16試合行われた。

 23年ぶりにセンバツ出場を果たした国際情報(滋賀)は、東海2位の浜松市立(静岡)と対戦。1勝も奪えず悔しい結果に終わったが、ダブルス1は5-7、ダブルス2は4-6と善戦した。

 東海インターハイでは20年ぶりに出場を果たし、このセンバツは23年ぶりの出場。ともに初戦敗退となったが、「(この経験から)飛躍してくれることを期待しています」と渡部彬監督。次につながる戦いとなったはずだ。

渡部彬監督(左)と鵜飼阿美那(写真◎上野弘明)

 1回戦に登場したセンバツ初出場校は3校。磐城(福島)は関東2位の早実(東京)に、立命館守山(滋賀)は県岐阜商(岐阜)に0勝5敗とストレート負け。残る1校の浦和麗明(埼玉)は、新潟第一(新潟)に3勝2敗と競り勝ち、唯一の初戦突破を果たした。

 先に2勝を奪ってリードしていたが、その後はS2とD2を落とす嫌な流れ。それを断ち切ったのがS3の上伊倉理子だった。白川星との打ち合いを6-2で制し、チームのセンバツ1勝目をつかみ取った。

 浦和麗明はセンバツ初出場ではあるものの、強豪が揃う関東地区を6位で通過。選手の多くは緊張から動きが硬くなったが、「ここで負けるわけにいかなかった」と清水史育監督が語るように、最後は意地を見せた。

 関東勢は早実や浦和麗明のほか、大成(東京)、東京学館船橋(千葉)、山梨学院(山梨)、共愛学園(群馬)、秀明英光(埼玉)、湘南工大附(神奈川)の8校すべてが1回戦に勝利。明日の2回戦からシード8校も登場し、より白熱した戦いが繰り広げられる。

湘南工大附のS2大河原彩楽沙(写真◎上野弘明)

 大会2日目の22日(金)は、男女ともに団体戦の2回戦が博多の森テニス競技場で行われる。試合開始時間は9時の予定。

編集部◎中野恵太 写真◎上野弘明、BBM

※トップ写真は、上伊倉理子(浦和麗明/左)と白川星(新潟第一)

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