ジョコビッチ4回戦敗退、バウティスタ アグートが2連勝 [マイアミ・オープン]

アメリカ・フロリダ州マイアミで開催されている「マイアミ・オープン」(ATP1000/3月20~31日/賞金総額931万4875ドル/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第22シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)に6-1 5-7 3-6で逆転負けを喫した。

 世界1位のジョコビッチは、キャリア通算マッチ850勝目を目指していたが、あと一歩足りなかった。

 雨により試合が30分中断されたとき、ジョコビッチは6-1 4-5でリードしていた。コートに戻ったあと、彼は第12ゲームの2つのブレークポイントで踏ん張りきれずサービスゲームを落とした。

 第3セットでジョコビッチは先にブレークを許しながらも一度ブレークバックして追い上げたが、第6ゲームでふたたびサービスゲームを落として2-4と差を広げられてしまった。

 両者の対戦成績は7勝3敗でジョコビッチがリードしているが、これでバウティスタ アグートはここ最近の2試合に勝ったことになる。バウティスタ アグートは1月のドーハの準決勝でも、3セットの戦いの末にジョコビッチを倒していたのだ。

 この試合に先立ち、前年覇者で第7シードのジョン・イズナー(アメリカ)が第19シードのカイル・エドマンド(イギリス)を7-6(5) 7-6(3)で下し、準々決勝に駒を進めた。イズナーは17本のサービスエースを刻み、一度だけサービスをブレークされた。第1セットの第9ゲームをラブゲームで落としている。

 トロフィーを掲げた昨年から、イズナーはマイアミ・オープンでは9連勝中となった。彼がキャリアを通して獲得した14タイトルのうち、もっとも威信ある昨年の優勝は、2010年のアンディ・ロディック(アメリカ)以来のアメリカ人選手の優勝でもあった。

 イズナーはここまでにプレーした3試合6セットのうち、5セットでタイブレークをプレーしている。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)
MIAMI GARDENS, FLORIDA - MARCH 26: Novak Djokovic of Serbia after his loss against Roberto Bautista Agut of Spain during the Miami Open tennis on March 26, 2019 in Miami Gardens, Florida. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

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