アザレンカの途中棄権でムグルッサが大会連覇 [GNP保険オープン]

WTAツアー公式戦の「GNP保険オープン」(WTAインターナショナル/メキシコ・モンテレイ/4月1~7日/賞金総額25万ドル/ハードコート)のシングルス決勝で、第2シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が第5シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)の途中棄権により優勝を決めた。

 第1セットをムグルッサが6-1で先取したあと、第2セット3-1とリードした時点でアザレンカがリタイアした。試合時間は1時間6分。

 昨年の大会以来となる決勝で勝利をおさめたムグルッサは、大会連覇を達成するとともにキャリア通算7勝目を挙げた。

 この結果でムグルッサは、アザレンカとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2016年3月にマイアミ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)の4回戦で初対戦しており、アザレンカが7-6(6) 7-6(4)で勝っていた。

 今大会でのムグルッサは、1回戦でラッキールーザーのエレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)を6-4 7-6(4)で、2回戦でマルガリータ・ガスパリアン(ロシア)を6-3 6-7(1) 6-2で、準々決勝で第7シードのクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)を6-1 7-6(5)で、準決勝では第8シードのマグダレナ・リバリコバ(スロバキア)を6-2 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 アザレンカは2016年12月の長男出産以降では初の決勝だったが、2016年3月のマイアミ以来となる21回目のタイトル獲得はならなかった。

 ダブルス決勝も行われ、第3シードのエイジア・ムハメッド/マリア・サンチェス(ともにアメリカ)がモニク・アダムザック/ジェシカ・ムーア(ともにオーストラリア)を7-6(2) 6-4で下して大会を制した。

※写真はインディアンウェルズの大会でのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)
INDIAN WELLS, CALIFORNIA - MARCH 12: Garbine Muguruza of Spain plays a backhand against Kiki Bertens of the Netherlands during their women's singles fourth round match on day nine of the BNP Paribas Open at the Indian Wells Tennis Garden on March 12, 2019 in Indian Wells, California. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles