ペールがアンドゥハルの連覇を阻み、2度目のツアー優勝 [ハッサン2世グランプリ]

ATPツアー公式戦の「ハッサン2世グランプリ」(ATP250/モロッコ・マラケシュ/4月8~14日/賞金総額58万6140ユーロ/クレーコート)のシングルス決勝で、ブノワ・ペール(フランス)が前年覇者のパブロ・アンドゥハル(スペイン)を6-2 6-3で下し、今季初優勝を果たした。試合時間は1時間5分。

 2017年9月のメス(ATP250/室内ハードコート)以来のATPツアー決勝に臨んだ29歳のペールは、2015年7月のバスタッド(ATP250/クレーコート)に続くキャリア2勝目を挙げた。

 この結果でペールは、アンドゥハルとの対戦成績を4勝1敗とした。ペールの3勝は2012年から13年にかけてのことで、2週間前のマルベリャ(ATPチャレンジャー/4万6600ユーロ/クレーコート)の決勝ではアンドゥハルが4-6 7-6(6) 6-4で勝っていた。

 今大会でのペールは、1回戦でアルヤズ・ベデネ(スロベニア)を3-6 6-4 7-5で、2回戦で第8シードのピエール ユーグ・エルベール(フランス)を6-4 6-2で、準々決勝でジャウメ・ムナール(スペイン)を6-1 6-3で、準決勝ではワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)を2-6 6-4 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 大会がカサブランカで開催されていた2011年と12年にもタイトルを獲得していた33歳のアンドゥハルは、クレーコートのチャレンジャー大会を2週連続で制して今大会を迎えていた。

※写真は昨年のフレンチ・オープンでのブノワ・ペール(フランス)
PARIS, FRANCE - MAY 30: Benoit Paire of France plays a backhand during his mens single second round match against Kei Nishikori of Japan during day four of the 2018 French Open at Roland Garros on May 30, 2018 in Paris, France. (Photo by Cameron Spencer/Getty Images)

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