土居美咲がエース対決を制し、3連勝で日本の勝利が確定 [フェド杯ワールドグループ2部プレーオフ 日本対オランダ]

女子テニスの国別対抗戦「フェドカップ(フェド杯)」のワールドグループ2部プレーオフ「日本対オランダ」(4月20、21日/大阪府大阪市・ITC靱テニスセンター/ハードコート)の第3試合で日本の土居美咲(ミキハウス:単104位)がオランダのビビアネ・スクーフス(単149位)を6-3 6-2で破り、3連勝で日本の勝利が確定した。試合時間は1時間13分。

 2011年に初の日本代表入りを果たした土居は、今回が10度目のフェド杯出場。18試合目のシングルスで、10勝目を挙げた。スクーフスとは、今回が初対戦だった。

 初日に行われたシングルスは、第1試合で土居がリシェル・ホーヘンカンプ(単176位)を6-3 6-4で、第2試合は日比野菜緒(ブラス:単112位)がスクーフスを6-1 6-2で破り、日本がワールドグループ2部残留に王手をかけていた。

 フェド杯は男子のデビスカップ(デ杯)と同様に、ITF(国際テニス連盟)が主催する女子テニスの国別対抗戦。世界の上位16ヵ国が争うトップカテゴリーは「ワールドグループ」と「ワールドグループII」の2部(8ヵ国ずつ)に分けられている。

 日本とオランダは、2月9日と10日に開催されたワールドグループ2部1回戦でともに敗退。日本がスペイン戦(福岡県北九州市・北九州市立総合体育館/室内ハードコート)に2勝3敗で、オランダはカナダ戦(オランダ・スヘルトーヘンボス/室内クレーコート)に0勝4敗で敗れていた。

 両国は過去に5度対戦があり、オランダが4勝1敗でリードしている。

※文中の世界ランクは4月15日付、出場選手は変更される可能性があります。

ワールドグループ2部プレーオフ 日本 3-0 オランダ

第1日|4月20日(土)

第1試合 ○土居美咲(ミキハウス:単104位)6-3 6-4 ●リシェル・ホーヘンカンプ(単176位)

第2試合 ○日比野菜緒(ブラス:単112位)6-1 6-2 ●ビビアネ・スクーフス(単149位)

第2日|4月21日(日)

第3試合 ○土居美咲(ミキハウス:単104位)6-3 6-2 ●ビビアネ・スクーフス(単149位)

第4試合 日比野菜緒(ブラス:単112位)vs リシェル・ホーヘンカンプ(単176位)

第5試合 青山修子(近藤乳業:複44位)/穂積絵莉(日本住宅ローン:複31位)vs レスリー・ケルクホーフ(複122位)/デミ・シヒュース(複7位)

※ルールにより第2日目は試合数および試合形式を変更して行う場合あり

※写真は土居美咲(ミキハウス)
撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU

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