アンダーソンがフレンチ・オープンを含むクレーコートシーズンを右肘の故障で欠場

グランドスラムで2度準優勝した実績を持つケビン・アンダーソン(南アフリカ)が、右肘の故障を理由にクレーコートシーズンをスキップすることになった。

 火曜日にツイッターを更新したアンダーソンは、フレンチ・オープンと前哨戦のエストリル、マドリッド、ローマを欠場すると発表した。

 世界ランク6位で身長203cmのアンダーソンは、今年に入ってから多くの時間を肘の問題に対処してきた。今シーズンの彼は、ニューヨーク、デルレイビーチ、インディアンウェルズへの出場を取り消し、まだ10試合しかプレーしていない。

「医師やチームと相談した結果、あと数週間は肘を休ませてリハビリすることが最善だと判断した」とアンダーソンはコメントした。

「早くよくなるように毎日頑張って、グラスコートシーズンに間に合わせたいと思う」

 アンダーソンが最後に出場したのは、4回戦でロジャー・フェデラー(スイス)に敗れた先月のマイアミ・オープンだった。

 ビッグサーバーのアンダーソンは、より速いサーフェスで成功をおさめている。

 彼は昨年のウインブルドンで決勝まで進出してノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れ、2017年USオープンではラファエル・ナダル(スペイン)に敗れたが準優勝を果たした。

 彼は来月に、33歳になる。

 この期間に出場を見合わせる決断をしたことについて、「自分のキャリアを長期的を見たときに正しい判断」とアンダーソンはツイッターの中で述べた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はマイアミの大会でのケビン・アンダーソン(南アフリカ)
MIAMI GARDENS, FLORIDA - MARCH 23: Kevin Anderson of South Africa returns a shot to Jaume Munar of Spain during Day 6 of the Miami Open Presented by Itau at Hard Rock Stadium on March 23, 2019 in Miami Gardens, Florida. (Photo by Michael Reaves/Getty Images)

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