大坂なおみがベキッチとの接戦を制して準決勝へ [ポルシェ・テニス・グランプリ]

WTAツアー公式戦の「ポルシェ・テニス・グランプリ」(WTAプレミア/ドイツ・シュツットガルト/4月22~28日/賞金総額88万6077ドル/室内クレーコート)のシングルス準々決勝で、第1シードの大坂なおみ(日清食品)がドナ・ベキッチ(クロアチア)との接戦を6-3 4-6 7-6(4)で制し、ベスト4進出を決めた。試合時間は2時間18分。

 シュツットガルトに2年ぶり3度目の出場となる大坂は、クレーコートの大会に今季初参戦。前回出場した2017年は初めて予選を突破し、1回戦でジョハナ・コンタ(イギリス)に6-7(5) 6-3 1-6で敗れていた。

 今大会での大坂は、初戦となった2回戦でシェイ・スーウェイ(台湾)を6-4 6-3で破って勝ち上がっていた。

 この結果で大坂は、ベキッチとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2016年1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の1回戦で初対戦しており、大坂が6-3 6-2で勝っていた。

 2018年シーズンの大坂は、3月にインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)でツアー初優勝を果たし、9月にはUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で日本テニス史上初めてシングルスでグランドスラムのタイトルを獲得。今年1月にはオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム2大会連続制覇の偉業を達成し、世界ナンバーワンの座に就いた。

 大坂は準決勝で、第8シードのアネット・コンタベイト(エストニア)とビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)の勝者と対戦する。

※写真は大坂なおみ(日清食品)
STUTTGART, GERMANY - APRIL 26: Naomi Osaka of Japan plays a forehand to Donna Vekic of Croatia during their quarterfinal on day 5 of the Porsche Tennis Grand Prix at Porsche-Arena on April 26, 2019 in Stuttgart, Germany. (Photo by Alex Grimm/Getty Images)

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