クビトバとコンタベイトが決勝へ、大坂は腹筋の故障のため棄権 [ポルシェ・テニス・グランプリ]

WTAツアー公式戦の「ポルシェ・テニス・グランプリ」(WTAプレミア/ドイツ・シュツットガルト/4月22~28日/賞金総額88万6077ドル/室内クレーコート)のシングルス準決勝で第8シードのアネット・コンタベイト(エストニア)と対戦予定だった第1シードの大坂なおみ(日清食品)が、腹筋の故障のため棄権した。

 第3セット1-5からの逆転でドナ・ベキッチ(クロアチア)を下した金曜日の準々決勝の前に、大坂は故障個所に違和感を感じ始めていたのだという。

「プレーできるかどうか、待ってみてみたかった。今日目覚めて、体を転がすような形でベットから出なければならず、プレーはできないと判断した」と大坂は明かした。

 これにより彼女の対戦相手だったコンタベイトは、不戦勝でキャリア5度目のWTAツアー決勝へと駒を進めた。彼女準々決勝でも、ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が第3セットの途中で故障で棄権したため試合途中で勝ち上がりを決めていた。

 コンタベイトは決勝で、第3シードのペトラ・クビトバ(チェコ)と対戦する。クビトバはこの日、2時間の戦いの末に第6シードのキキ・バーテンズ(オランダ)を7-6(3) 3-6 6-1 で下していた。

 世界ランク3位のクビトバは今年4度目の決勝に進出で、1月のシドニーに続く今季2つ目のタイトルを目指している。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はペトラ・クビトバ(チェコ)
STUTTGART, GERMANY - APRIL 27: Petra Kvitova of Czech Republic celebrates winning her semifinal match against Kiki Bertens of Netherlands on day 6 of the Porsche Tennis Grand Prix at Porsche-Arena on April 27, 2019 in Stuttgart, Germany. (Photo by Alex Grimm/Getty Images)

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