2020年大会から“サーブクロック”使用か [ウインブルドン]

ウインブルドンが2020年大会から、昨年のUSオープンでグランドスラム大会デビューを遂げた、プレーヤーのためのサーブクロックを導入する可能性は“極めて高い”という。

 大会のCEOリチャード・ルイス氏は、7月1日から14日に行われる今季の大会において、約12%の賞金増額があることを発表した火曜日の記者会見で、その予定について詳しく述べた。

 ルイス氏は、「クロックはルール改正ではなく、ルールを管理するためのコート上での視覚的な道具となるだろう」とコメントした。

 プレーヤーは各ポイント後、次のファーストサーブに準備をするために25秒を擁している。それを遵守しなければ、まず警告が与えられ、2度目の警告で反則とみなされる。

 ウインブルドンは今年、賞金総額3800万ポンド(約4950万ドル)を用意しており、男女のチャンピオンは前年比4.4%の増額となる235万ポンド(約306万ドル相当)を、1回戦の敗者は前年比15%の増額となる4万5000ポンド(約5万8600ドル相当)を受け取ることになる。

 また、ウインブルドンの1番コートは、いまや新しい開閉式の屋根を備え、観客収容数は1万2345人に増加した。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はウインブルドン主催者、右がCEOのリチャード・ルイス氏、左がチェアマンのフィリップ・ブルック氏
LONDON, ENGLAND - APRIL 30: AELTC Chairman Philip Brook (L) and AELTC Chief Executive Richard Lewis (R) address the media during the Wimbledon Spring Press Conference 2019 at the All England Lawn Tennis and Croquet Club on April 30, 2019 in London, England. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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