ウォズニアッキがマドリッドに続き途中棄権 [BNLイタリア国際]

イタリア・ローマで開催されている「BNLイタリア国際」(WTAプレミア5/5月13~19日/賞金総額345万2538ドル/クレーコート)の女子シングルス2回戦に先立ち、 第10シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が左膝の故障を理由に棄権を決めた。

 彼女はそこで、姉ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)と対戦することになっていた。セレナは同じ箇所の故障で3月のマイアミ3回戦を棄権しており、このローマで復帰したばかりのところだった。

 また、元世界ランク1位で第11シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)がダニエル・コリンズ(アメリカ)に対する1回戦で、第1セットを6-7(5)で落としたあとに左足の故障のため棄権した。

 ウォズニアッキは第1セット2-5となったときにメディカル・タイムアウトをとり、それから挽回を果たして勝負をタイブレークに持ち込んだが、セットを落としたあとには迅速に棄権を決めた。彼女は先週のマドリッド1回戦も、やはり途中棄権していた。

 世界30位のコリンズは、今季4度目となるトップ20に対する勝利を記録した。そのほかの3勝は、すべてオーストラリアン・オープンで準決勝に進出したブレイクの過程で実現していた。

「このサーフェスで心地よく感じているわ。自分のテニスを向上させ、昨年やったよりも少しいいプレーをしていると思う」とコリンズはコメントした。

 また、ワイルドカード(主催者推薦)で出場したビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が第5シードで大会3連覇を目指していたエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)に4-6 6-1 7-5で逆転勝ちし、16強入りを決めた。

 この日行われたそのほかの2回戦では、第4シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)がアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を6-3 6-3で退け、第8シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)はヴィクトリア・クズモバ(スロバキア)に4-6 6-3 6-4で挽回勝ちした。

 第9シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と第12シードのアナスタシア・セバストワ(ラトビア)は、ともに1回戦で敗れた。サバレンカが予選を勝ち上がったアリゼ・コルネ(フランス)に1-6 4-6でストレート敗退を喫し、セバストワはベリンダ・ベンチッチ(スイス)に6-2 3-6 2-6の逆転負けだった。

 そのほか、第16シードのユリア・ゲルゲス(ドイツ)、ダリア・カサキナ(ロシア)、ミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)、カルラ・スアレス ナバロ(スペイン)、マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)、予選勝者のマリア・サカーリ(ギリシャ)とクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)が2回戦に勝ち進んだ。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は試合中に治療を受けるカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)
ROME, ITALY - MAY 14: Caroline Wozniacki of Denmark receives treatment during her first round match against Danielle Collins of the USA during day three of the International BNL d'Italia at Foro Italico on May 14, 2019 in Rome, Italy. (Photo by Adam Pretty/Getty Images)

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