過去2度優勝のシャラポワが右肩の故障でフレンチ・オープンを欠場

右肩の故障からの回復途上にあるマリア・シャラポワ(ロシア)が、フレンチ・オープン出場を回避する決断を下した。

 同大会で2度優勝した実績を持つシャラポワは、インスタグラムを通して欠場を発表した。

「正しい決断を下すことが、必ずしも簡単なこととは限らない」と彼女はコメントした。

 元世界ランク1位で5度グランドスラム大会で優勝した経験を持つシャラポワは、1月末にロシア・サンクトペテルブルクの大会で1回戦に勝利したあと棄権して以来、プレーしていない。

 シャラポワは2月に、右肩に“ちょっとした処置”を受けた。彼女はその際に、腱の摩耗と肩の腱の付着部の裂傷による痛みに、昨年の半ばからわずらわされてきたと明かしていた。

 フレンチ・オープンの本戦は5月26日(日)に、フランス・パリで開幕する。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はオーストラリアン・オープンでのマリア・シャラポワ(ロシア)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 20: Maria Sharapova of Russia reacts in her fourth round match against Ashleigh Barty of Australia during day seven of the 2019 Australian Open at Melbourne Park on January 20, 2019 in Melbourne, Australia. (Photo by Cameron Spencer/Getty Images)

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