大坂なおみがシュミドローバを逆転で下し、初のグランドスラム第1シードで1勝目 [フレンチ・オープン]

今年ふたつ目のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、第1シードの大坂なおみ(日清食品)がアンナ カロリーナ・シュミドローバ(スロバキア)を0-6 7-6(4) 6-1で振りきり、初戦を突破した。試合時間は1時間54分。

 全仏に4年連続出場となる大坂は、2度の3回戦進出(2016年、18年)がこれまでの最高成績。昨年は3回戦で、マディソン・キーズ(アメリカ)に1-6 6-7(7)で敗れていた。

 両者は今回が初対戦。ツアーで3度優勝経験のある24歳のシュミドローバは、クレーコートで2勝を挙げていた。

 2018年シーズンの大坂は、3月にインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)でツアー初優勝を果たし、9月にはUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で日本テニス史上初めてシングルスでグランドスラムのタイトルを獲得。今年1月にはオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム2大会連続制覇の偉業を達成し、世界ナンバーワンの座に就いた。

 大坂は2回戦で、元世界ランク1位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦する。アザレンカは1回戦で、2017年覇者のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-4 7-6(4)で下しての勝ち上がり。

※写真は大坂なおみ(日清食品)
撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU

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