一進一退の攻防を大坂なおみが制し、アザレンカとの2回戦は最終セットへ [フレンチ・オープン]

今年ふたつ目のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードの大坂なおみ(日清食品)が元世界ランク1位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦。第1セットを4-6で落とした大坂が第2セットを7-5で取り返し、最終セットに持ち込んだ。

 両者の過去の対戦成績は、1勝1敗のイーブン。初対戦だった2016年1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の3回戦はアザレンカが6-1 6-1で、昨年5月のローマ(WTAプレミア5/クレーコート)の1回戦では大坂が6-0 6-3で勝っている。

 全仏に4年連続出場となる大坂は、2度の3回戦進出(2016年、18年)がこれまでの最高成績。昨年は3回戦で、マディソン・キーズ(アメリカ)に1-6 6-7(7)で敗れていた。

 今大会での大坂は、1回戦でアンナ カロリーナ・シュミドローバ(スロバキア)を0-6 7-6(4) 6-1で破って勝ち上がっていた。

 2018年シーズンの大坂は、3月にインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)でツアー初優勝を果たし、9月にはUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で日本テニス史上初めてシングルスでグランドスラムのタイトルを獲得。今年1月にはオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム2大会連続制覇の偉業を達成し、世界ナンバーワンの座に就いた。

※写真は大坂なおみ(日清食品)
PARIS, FRANCE - MAY 30: Naomi Osaka of Japan plays a forehand during her ladies singles second round match against Victoria Azarenka of Belarus during Day five of the 2019 French Open at Roland Garros on May 30, 2019 in Paris, France. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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