プリスコバが3回戦でマルティッチに敗れ、大坂なおみの世界1位キープが確定 [フレンチ・オープン]

今年ふたつ目のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子シングルス3回戦で、第2シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が第31シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)に3-6 3-6で敗れた。試合時間は1時間25分。

 全仏に8年連続出場となった27歳のプリスコバは、2017年のベスト4がこれまでの最高成績。昨年は3回戦で、マリア・シャラポワ(ロシア)に2-6 1-6で敗れていた。クレーコートの前哨戦ではローマ(WTAプレミア5)でタイトルを獲得し、今大会を迎えていた。

 この結果でマルティッチは、プリスコバとの対戦成績を4勝1敗とした。今シーズンは3月にマイアミ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)の2回戦で対戦し、プリスコバが6-3 6-4で初勝利を挙げていた。

 今シーズンのマルティッチは、4月にイスタンブール(WTAインターナショナル/クレーコート)でWTAツアー初優勝を果たしていた。

 28歳のマルティッチはロラン・ギャロスで2年ぶり3度目となる4回戦で、ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)とカイア・カネピ(エストニア)の勝者と対戦する。

 プリスコバが敗れたことで、大坂なおみ(日清食品)が大会終了後も世界ランク1位の座を維持することが確定した。

 今大会の結果次第で大坂を含めた5人の選手に世界1位の可能性があったが、ペトラ・クビトバ(チェコ)が左前腕の故障のため欠場し、アンジェリック・ケルバー(ドイツ)が1回戦でアナスタシア・ポタポワ(ロシア)に敗れ、キキ・バーテンズ(オランダ)はヴィクトリア・クズモバ(スロバキア)との2回戦を体調不良で途中棄権していた。

※写真はカロリーナ・プリスコバ(チェコ)
PARIS, FRANCE - MAY 31: Karolina Pliskova of The Czech Republic plays a backhand during her ladies singles third round match against Petra Martic of Croatia during Day six of the 2019 French Open at Roland Garros on May 31, 2019 in Paris, France. (Photo by Clive Mason/Getty Images)

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