錦織がロラン・ギャロスでペールに3連勝、2日がかりの激闘を制してナダルとの準々決勝へ [フレンチ・オープン]

今年ふたつ目のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の男子シングルス4回戦で、第7シードの錦織圭(日清食品)がブノワ・ペール(フランス)との2日がかりの激闘を6-2 6-7(8) 6-2 6-7(8) 7-5で制し、2年ぶり3度目のベスト8進出を果たした。試合時間は3時間55分。

 この試合は前日に始まったが、第3セット終了後に日没順延となっていた。

 全仏に7年連続9度目の出場となる錦織は、2014年と17年のベスト8がこれまでの最高成績。昨年は4回戦で、ドミニク・ティーム(オーストリア)に2-6 0-6 7-5 4-6で敗れていた。

 この結果で錦織は、ペールとの対戦成績を7勝2敗とした。ロラン・ギャロスでは過去2度対戦しており、2013年の3回戦は6-3 6-7(3) 6-4 6-1で、昨年の2回戦では6-3 2-6 4-6 6-2 6-3で、いずれも錦織が勝っていた。

 今大会での錦織は、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したカンタン・アリス(フランス)を6-2 6-3 6-4で、2回戦でジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)を4-6 6-4 6-4 6-4で、3回戦では第31シードのラスロ・ジェレ(セルビア)を6-4 6-7(6) 6-3 4-6 8-6で破って16強入りを決めていた。

 今シーズンの錦織は、開幕戦のブリスベン(ATP250/ハードコート)で約3年ぶりにタイトルを獲得してツアー決勝での連敗を「9」でストップし、オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)では3年ぶり4度目の8強入りを果たした。

 錦織は準々決勝で、ディフェンディング・チャンピオンで第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。ナダルは前日に終了した4回戦で、フアン イグナシオ・ロンデロ(アルゼンチン)を6-2 6-3 6-3で下しての勝ち上がり。

※写真は錦織圭(日清食品)
PARIS, FRANCE - JUNE 03: Kei Nishikori of Japan celebrates victory during his mens singles fourth round match against Benoit Paire of France during Day nine of the 2019 French Open at Roland Garros on June 03, 2019 in Paris, France. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles