ワウリンカがチチパスを今大会最長試合で破り、準々決勝はフェデラーとのスイス対決に [フレンチ・オープン]

今年ふたつ目のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の男子シングルス4回戦で、第24シードのスタン・ワウリンカ(スイス)が第6シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)との競り合いを7-6(6) 5-7 6-4 3-6 8-6で制し、ベスト8に進出した。試合時間は今大会ここまでの最長となる5時間9分。

 全仏に15年連続出場となる34歳のワウリンカは、2015年の決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)を倒して2度目のグランドスラム制覇を達成。膝の故障からの回復途上だった昨年は、1回戦でギジェルモ・ガルシア ロペス(スペイン)に2-6 6-3 6-4 6-7(5) 3-6で敗れていた。

 両者は今回が初対戦。20歳のチチパスはクレーコート前哨戦のマドリッド(ATP1000)で準優勝、ローマ(ATP1000)では4強入りし、世界ランク自己最高の6位で今大会を迎えていた。

 今大会でのワウリンカは、1回戦でヨゼフ・コバリク(スロバキア)を6-1 6-7(3) 6-2 6-3で、2回戦でクリスチャン・ガリン(チリ)を6-1 6-4 6-0で、3回戦ではグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を7-6(5) 7-6(4) 7-6(8)で破って16強入りを決めていた。

 ワウリンカは準々決勝で、第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する。フェデラーは4回戦で、レオナルド・メイヤー(アルゼンチン)を6-2 6-3 6-3で下しての勝ち上がり。

※写真はスタン・ワウリンカ(スイス)
PARIS, FRANCE - JUNE 02: Stan Wawrinka of Switzerland celebrates victory during his mens singles fourth round match against Stefanos Tsitsipas of Greece during Day eight of the 2019 French Open at Roland Garros on June 02, 2019 in Paris, France. (Photo by Adam Pretty/Getty Images)

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