ジョコビッチが準々決勝進出、ストルフを圧倒 [フレンチ・オープン]

今年ふたつ目のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の男子シングルス4回戦で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を6-3 6-2 6-2で破り、ベスト8に進出した。試合時間は1時間33分。

 全仏に15年連続出場となるジョコビッチは、2016年の決勝でアンディ・マレー(イギリス)を倒して生涯グランドスラム(キャリアを通じて4つのグランドスラムのすべてを制すること)を達成。昨年は準々決勝で、マルコ・チェッキナート(イタリア)に3-6 6-7(4) 6-1 6-7(11)で敗れていた。

 今年の大会でジョコビッチが優勝すると、「ダブルグランドスラム」(4大大会2回以上制覇)の偉業を達成することになる。

 この結果でジョコビッチは、ストルフとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2017年1月にドーハ(ATP250/ハードコート)の1回戦で初対戦しており、ジョコビッチが7-6(1) 6-3で勝っていた。

 今大会でのジョコビッチは、1回戦でホベルト・ホルカシュ(ポーランド)を6-4 6-2 6-2で、2回戦でラッキールーザーのヘンリー・ラクソネン(スイス)を6-1 6-4 6-3で、3回戦では予選勝者のサルバトーレ・カルーゾ(イタリア)を6-3 6-3 6-2で破って16強入りを決めていた。

 ジョコビッチは準々決勝で、第5シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と第9シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)の勝者と対戦する。

※写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)
PARIS, FRANCE - JUNE 03: Novak Djokovic of Serbia plays a backhand during his mens singles fourth round match against Jan-Lennard Struff of Germany during Day nine of the 2019 French Open at Roland Garros on June 03, 2019 in Paris, France. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

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