19歳ボンドルソバが過去4戦全敗のマルティッチを倒し、ノーシードから準決勝に躍進 [フレンチ・オープン]

今年ふたつ目のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)が第31シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)を7-6(1) 7-5で倒し、ノーシードから快進撃でベスト4進出を果たした。試合時間は2時間。

 全仏に3年連続出場となる19歳のボンドルソバは、初参戦だった2017年に予選を突破して2回戦に進出したのがこれまでの最高成績だった。昨年は1回戦で、アナ・ボグダン(ルーマニア)に3-6 6-1 4-6で敗れていた。

 この結果でボンドルソバは、5度目の対戦でマルティッチから初勝利を挙げた。クレーコートでは今年4月にイスタンブール(WTAインターナショナル)の決勝で対戦し、1-6 6-4 6-1で勝ったマルティッチがWTAツアー初タイトルを獲得していた。

 今大会でのボンドルソバは、1回戦でワン・ヤファン(中国)を6-4 6-3で、2回戦でアナスタシア・ポタポワ(ロシア)を6-4 6-0で、3回戦で第28シードのカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)を6-4 6-4で、4回戦では第12シードのアナスタシア・セバストワ(ラトビア)を6-2 6-0で破って初のグランドスラム8強入りを決めていた。

 ボンドルソバは準決勝で、第26シードのジョハナ・コンタ(イギリス)と対戦する。コンタは準々決勝で、前年ファイナリストで第7シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)を6-1 6-4で下しての勝ち上がり。

※写真はマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)
PARIS, FRANCE - JUNE 04: Marketa Vondrousova of The Czech Republic celebrates victory during her ladies singles quarter-final match against Petra Martic of Croatia during Day ten of the 2019 French Open at Roland Garros on June 04, 2019 in Paris, France. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles