17歳アニシモワがハレプの連覇を阻み、ノーシードから快進撃でベスト4進出 [フレンチ・オープン]

今年ふたつ目のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、17歳のアマンダ・アニシモワ(アメリカ)がディフェンディング・チャンピオンで第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)を6-2 6-4で倒し、ノーシードから快進撃でベスト4進出を果たした。試合時間は1時間8分。

 全仏に2年ぶりの出場となるアニシモワは、4度目のグランドスラム本戦で初の8強入りを決めた。ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て初出場した2017年は、1回戦で奈良くるみ(安藤証券)に6-3 5-7 4-6で敗れていた。

 両者は今回が初対戦。2016年にジュニアの部で準優勝した実績を持つアニシモワは、1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)で4回戦進出、4月にはボゴタ(WTAインターナショナル/クレーコート)でWTAツアー初タイトルを獲得していた。

 今大会でのアニシモワは、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のアルモニー・タン(フランス)を6-3 6-1で、2回戦で第11シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-4 6-2で、3回戦でイリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)を7-6(8) 6-4で、4回戦では予選勝者のアリョーナ・ボルソバ(スペイン)を6-3 6-0で破って初のグランドスラム8強入りを決めていた。

 アニシモワは準決勝で、第8シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)と対戦する。バーティは準々決勝で、第14シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を6-3 7-5で下しての勝ち上がり。

※写真はアマンダ・アニシモワ(アメリカ)
PARIS, FRANCE - JUNE 06: Amanda Anisimova of The United States celebrates victory during her ladies singles quarter-final match against Simona Halep of Romania during Day twelve of the 2019 French Open at Roland Garros on June 06, 2019 in Paris, France. (Photo by Clive Mason/Getty Images)

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