大会連覇を目指した国枝慎吾は準決勝でリードにフルセットで敗れる [フレンチ・オープン・車いすの部]

今年ふたつ目のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の車いすの部の男子シングルス準決勝で、第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)はゴードン・リード(イギリス)に6-2 6-7(2) 2-6で敗れた。試合時間は2時間45分。

 全仏に12年続出場となる国枝は、これまでにシングルスのタイトルを7度獲得。昨年の大会では、3年ぶりの優勝を飾った。

 今大会での国枝は、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したニコラ・パイファー(フランス)を6-2 6-4で破って勝ち上がっていた。

 この結果でリードは、国枝との対戦成績を8勝22敗とした。前週のリュ(ITF1シリーズ/室内クレーコート)では準々決勝で対戦し、国枝が6-1 6-0で勝っていた。

 リードは決勝で、第2シードのグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)と対戦する。フェルナンデスは準決勝で、アルフィー・ヒュウェット(イギリス)を6-1 6-2で下しての勝ち上がり。

 国枝はフェルナンデスとのペアでダブルスにも出場おり、第2シードのヒュウェット/リードとの初戦を控えている。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会は、男子シングルスで国枝が7度目の優勝、女子シングルスは上地結衣(三井住友銀行)が大会連覇を果たした。男子ダブルスではステファン・ウッデ(フランス)/パイファーが2連覇、女子ダブルスはディーダ・デ グロート/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)が制した。

※写真は国枝慎吾(ユニクロ)
PARIS, FRANCE - JUNE 07: Shingo Kuneida of Japan in his mens singles wheelchair match against Gordon Reid during Day thirteen of the 2019 French Open at Roland Garros on June 07, 2019 in Paris, France. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

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