18歳の内藤祐希がジュニア世界1位のタウソンを倒して今季2勝目、16歳の川口夏実はベスト4 [W15カルテンキルヒェン]

ITF(国際テニス連盟)の女子ツアー下部大会「Future Nord」(ITFワールドテニスツアーW15/ドイツ・シュレースヴィヒホルシュタン州カルテンキルヒェン/6月10~16日/賞金総額1.5万ドル/クレーコート)のシングルス決勝で、第2シードの内藤祐希(TEAM YONEZAWA)が第1シードのクララ・タウソン(デンマーク)を4-6 6-4 6-0で倒し、優勝を果たした。試合時間は1時間50分。

 18歳の内藤がITFツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、今年2月のアンタルヤ(W15/クレーコート)に続いてキャリア2度目となる。決勝での戦績は、2勝4敗となった。

 この結果で内藤は、現ジュニア世界ナンバーワンで16歳のタウソンとの対戦成績を3勝0敗とした。両者は昨年ジュニアの大会で2度対戦しており、5月のミラノ(ITFグレードA/クレーコート)の準決勝は6-2 6-7(4) 6-3で、6月の全仏ジュニア3回戦では6-4 6-4で、いずれも内藤が勝っていた。

 今大会での内藤は、1回戦でFranziska SZIEDAT(ドイツ)を6-2 6-0で、2回戦でエリッサ・バンランゲンドンク(ベルギー)を6-0 6-1で、準々決勝でエバ・ヴェダー(オランダ)を6-1 6-0で、準決勝では第3シードのカタリナ・ペラ(アルゼンチン)を6-1 6-1で破って決勝進出を決めていた。

 そのほかの日本勢は16歳の川口夏実(日本)がシングルスに出場していたが、準決勝でタウソンに7-6(5) 4-6 2-6で敗れていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

日本人選手の結果

シングルス決勝

○32内藤祐希(TEAM YONEZAWA)[2] 4-6 6-4 6-0 ●1クララ・タウソン(デンマーク)[1]

シングルス準決勝

○32内藤祐希(TEAM YONEZAWA)[2] 6-1 6-1 ●24カタリナ・ペラ(アルゼンチン)[3]

●11川口夏実(日本)7-6(5) 4-6 2-6 ○1クララ・タウソン(デンマーク)[1]

シングルス準々決勝

○32内藤祐希(TEAM YONEZAWA)[2] 6-1 6-0 ●26エバ・ヴェダー(オランダ)

○11川口夏実(日本)6-4 6-4 ●16オアナ ゲオルギータ・シミオン(ルーマニア)[6]

シングルス2回戦

○32内藤祐希(TEAM YONEZAWA)[2] 6-0 6-1 ●30エリッサ・バンランゲンドンク(ベルギー)

○11川口夏実(日本)7-5 7-5 ●10ララ・シュミット(ドイツ)

シングルス1回戦

○32内藤祐希(TEAM YONEZAWA)[2] 6-2 6-0 ●31Franziska SZIEDAT(ドイツ)

○11川口夏実(日本)6-1 6-1 ●12カトレーン・カネブ(ドイツ)[Q]

※写真は昨年の全日本選手権での内藤祐希(TEAM YONEZAWA)
撮影◎江見洋子 / YOKO EMI

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