ラオニッチが棄権、18歳オジェ アリアシムは決勝でグラスコート初優勝を目指すベレッティーニと対戦 [メルセデス・カップ]

ATPツアー公式戦の「メルセデス・カップ」(ATP250/ドイツ・シュツットガルト/6月10~16日/賞金総額75万4540ユーロ/グラスコート)のシングルス準決勝で、第7シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は同胞のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と対戦することになっていたが、ラオニッチが試合開始前に背中の故障を理由に棄権したため戦わずして決勝に進出した。

 18歳のオジェ アリアシムは決勝で、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。オジェ アリアシムにとってATPツアーレベルでの決勝は、これでキャリア3度目となる。

 第6シードのラオニッチは昨年の決勝でロジャー・フェデラー(スイス)に敗れたが、準優勝を果たしていた。フェデラーはタイトルを防衛しに来ない道を選び、今大会には出場していなかった。

 一方のベレッティーニはもうひとつの準決勝で、ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を6-4 7-5で下した。

 世界ランク30位のベレッティーニは、ATPツアーでのキャリア3勝目を目指している。昨年7月のグスタードと今年4月のブダペスト(ともにATP250/クレーコート)で優勝しているベレッティーニにとって、優勝が実現すればグラスコートでの初タイトルとなる。

 現在21位のオジェ アリアシムは今年2月のリオデジャネイロ(ATP500)と5月のリヨン(ATP250)のクレーコート大会で決勝に進出したが、いずれも準優勝に終わっていた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)
STUTTGART, GERMANY - JUNE 15: Matteo Berrettini ( ITA ) plays the ball back to Jan-Lennard Struff ( GER ) during first Semifinal match at Tennisclub Weissenhof on June 15, 2019 in Stuttgart, Germany. (Photo by Christian Kaspar-Bartke/Bongarts/Getty Images)

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