MOVIE|マレー「テニスに復帰できて幸せだ」、フィーバーツリー選手権(1分40秒)

 イギリス・ロンドンで開催されている「フィーバーツリー選手権」(ATP500/6月17~23日/賞金総額221万9150ユーロ/グラスコート)の男子ダブルスに出場するアンディ・マレー(イギリス)。現在の状況について、大会会場で語った(翻訳は動画下)。1月のオーストラリアン・オープンで臀部の痛みにより、キャリアが終わるかもしれない可能性を口にしていたマレー。その後、痛みを取り除くため人口股関節置換手術を受け、5ヵ月の休養とリハビリののち今大会に出場する。試合は水曜日以降。パートナーはフェリシアーノ・ロペス(スペイン)。

以下、マレーのコメント

 もう一度プレーすることができて幸運だと思う。またコートに立つのがとにかく楽しみだ。

 そして、ふたたび痛みもなく競争する(戦える)のが楽しみである。5、6ヵ月前はまったく先が見えなかったからね。

 もう痛みはなくなったと言われたけど、もう一度戦えるのかどうかも、どのレベルでプレーできるかもわからなかった。でも、今のところかなり順調だよ

 だからこそ、今ここでダブルスで復帰したんだ。

 具体的な望みや目標は何もないんだ。ただ健康で痛みがなく、テニスを楽しみたいだけだ。

 それがすべてだよ。もしテニスでふたたび勝てるようになれば素晴らしいけど、勝てなかったとしてもOKさ。

 今でも競争したいと思うし、コートに立ったら勝ちたいと思う。でも一日の終わりに自分のコンディションがよく健康で痛みから解放され、コート外での人生も楽しむことができれば、それが一番大事なことだと思う。

 僕にとって最初のステップはダブルスを何試合かプレーしてみて、自分がどう感じるのかを確かめることだ。それがうまくいけば、よりシングルスに特化したトレーニング、練習に進み、それを評価してまた次に進みたい。

 そのタイミングがウインブルドンのあとなのか、4週間、6週間、数ヵ月かかるのかどうかはわからない。

 今はまだ確信が持てないけど、たぶんウインブルドン後になると思う。もし、ダブルスで全力でプレーするのがうまくいけば、よりシングルスのための練習に移行していけるだろう。そして、そこからまた自分のテニスを組み立てていくつもりだ。

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