雨で全試合が流れ、マレーのカムバックも順延に [フィーバーツリー選手権]

イギリス・ロンドンで開催されている「フィーバーツリー選手権」(ATP500/6月17~23日/賞金総額221万9150ユーロ/グラスコート)のシングルス1回戦。雨がクイーンズクラブの全日程を押し流し、火曜日に1試合も行うことができなかった影響でアンディ・マレー(イギリス)のカムバックもまた遅れることになった。1日中1試合もできなかったのは、ここ18年で3度目のことだ。

 臀部の手術の5ヵ月後、プレー復帰を試みる中、その第一歩としてフェリシアーノ・ロペス(スペイン)と組んでダブルスをプレーすることになっているマレーは、水曜日に試合を行う予定だった。

 しかし今、第1シードのフアン セバスチャン・カバル/ロベルト・ファラ(ともにコロンビア)に対する彼らの試合は、木曜日に持ちこされることになった。

 これはロペスのマートン・フクソービッチ(ハンガリー)に対するシングルスの試合が、火曜日の悪天候の影響を受けた試合のひとつだったからだ。ロペスは水曜日のコート1の第1試合で、シングルス1回戦をプレーすることになった。

 大会主催者は、雨にフラストレーションを感じながら去った観客たちにチケット代を全額払い戻した。21世紀になってから、これ以前に丸一日の日程がすべて流れたのは、2011年大会の最終日(つまりその年、マレー対ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)の決勝戦は月曜日に行われた)、また2012年の初日で、前述のとおり今回が3度目となる。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「フィーバーツリー選手権」のダブルスに出場するアンディ・マレー(イギリス/右)。ボブ&マイク・ブライアン兄弟、コーチのジェイミー・デルガド(イギリス)と談笑。
LONDON, ENGLAND - JUNE 18: Andy Murray of Great Britain speaks with Mike Bryan and Bob Bryan of the United States and coach Jamie Dalgado during a practice session during day Two of the Fever-Tree Championships at Queens Club on June 18, 2019 in London, United Kingdom. (Photo by Alex Pantling/Getty Images)

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