プリスコバがバーテンズに快勝、ケルバーは不戦勝で決勝進出 [ネイチャーバレー国際]
WTAツアー公式戦の「ネイチャーバレー国際」(WTAプレミア/イギリス・イーストボーン/6月23~29日/賞金総額99万8712ドル/グラスコート)の女子シングルス決勝で、ウインブルドンのディフェンディング・チャンピオンで第4シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)が第2シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と対戦することになった。
準決勝の相手となるはずだったオンス・ジャバー(チュニジア)が故障で棄権したため、ケルバーは不戦勝で決勝に進出した。
木曜日のアリゼ・コルネ(フランス)に対する準々決勝で右足首を捻ったジャバーは、ツアーでキャリア2度目となる準決勝に間に合うタイミングで回復することができなかった。
昨年のウインブルドン決勝でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を倒したとき以来となるタイトルを追い求めているケルバーにとって、イーストボーンの決勝を戦うのは3度目のことだ。彼女は2012年と2014年に決勝に進出したが、その双方で敗れていた。
プリスコバは第3シードのキキ・バーテンズ(オランダ)を6-1 6-2で退けた試合で、一度もブレークポイントに直面することはなかった。プリスコバにとって、3ゲーム以上取られなかったのは3試合連続ということになる。
「決勝に進出できて、ただただうれしいわ」とプリスコバはコメントした。
「コート上であまりエネルギーを消耗せず、あまり時間もかけずに済んだわ」
バーテンズは第2セット1-0のときに転倒してコートに頭を打ち、続く5ゲームを連続して落とすことになった。
イーストボーンでのプリスコバは2016年決勝ではドミニカ・チブルコバ(スロバキア)に敗れたが、2017年決勝ではカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)を倒してタイトルを獲得した。
ケルバーはプリスコバに対して7勝4敗でリードしており、グラスコートで唯一対戦した2015年バーミンガム決勝で勝者となっている。プリスコバは今季の決勝において2勝1敗の戦績を残しており、先月のイタリア国際で優勝していた。
ウインブルドンでのタイトル防衛の進撃を、ケルバーは同胞のタチアナ・マリア(ドイツ)に対する試合で始めることになる。ケルバーはウインブルドンで、セレナやフレンチ・オープン優勝者のアシュリー・バーティ(オーストラリア)らがいるクォーター(ドローの4分の1)に入っている。(C)AP(テニスマガジン)
※写真はカロリーナ・プリスコバ(チェコ)
EASTBOURNE, ENGLAND - JUNE 28: Karolina Pliskova of Czech Republic celebrates winning her womens singles semi final match against Kiki Bertens of Holland during day five of the Nature Valley International at Devonshire Park on June 28, 2019 in Eastbourne, United Kingdom. (Photo by Charlie Crowhurst/Getty Images for LTA)
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