大坂なおみがグランドスラムで2度目の初戦敗退、プティンセバからセットを奪えず [ウインブルドン]

今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、第2シードの大坂なおみ(日清食品)はユリア・プティンセバ(カザフスタン)に6-7(4) 2-6で敗れた。試合時間は1時間36分。

 大坂がグランドスラムで初戦敗退を喫したのは、2017年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来でキャリア2度目となる。

 ウインブルドン本戦に3年連続出場となった大坂だが、過去2大会はいずれも3回戦で敗退。2017年はビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)に6-7(3) 4-6で、昨年はアンジェリック・ケルバー(ドイツ)に2-6 4-6で敗れていた。

 この結果でプティンセバは、大坂との対戦成績を3勝0敗とした。初対戦だった昨年1月のホバート(WTAインターナショナル/ハードコート)の1回戦は6-3 6-3で、2週間前のバーミンガム(WTAプレミア/グラスコート)の2回戦では6-2 6-3で、いずれもプティンセバが勝っていた。

 2018年シーズンの大坂は、3月にインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)でツアー初優勝を果たし、9月にはUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で日本テニス史上初めてシングルスでグランドスラムのタイトルを獲得。今年1月にはオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム2大会連続制覇の偉業を達成し、世界ナンバーワンの座に就いた。

 プティンセバは2回戦で、ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)と対戦する。ゴルビッチは1回戦で、イガ・シフィオンテク(ポーランド)を6-2 7-6(3)で下しての勝ち上がり。

※写真は大坂なおみ(日清食品)
LONDON, ENGLAND - JULY 01: Naomi Osaka of Japan walks off the court after loosing her Ladies' Singles first round match against Yulia Putintseva of Kazakhstan during Day one of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 01, 2019 in London, England. (Photo by Shaun Botterill/Getty Images)

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