今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」（イギリス・ロンドン／本戦7月1～14日／グラスコート）の男子シングルス1回戦で、第15シードのミロシュ・ラオニッチ（カナダ）がプラジュネシュ・グネスワラン（インド）を7-6(1) 6-4 6-2で下し、初戦を突破した。試合時間は1時間48分。

　ウインブルドンに9年連続出場となるラオニッチは、2016年にグランドスラム自己最高となる準優勝。昨年は準々決勝で、ジョン・イズナー（アメリカ）に7-6(5) 6-7(7) 4-6 3-6で敗れていた。

　ラオニッチは次のラウンドで、ヨゼフ・コバリク（スロバキア）を6-1 6-3 6-1で破って勝ち上がったロビン・ハッサ（オランダ）と対戦する。

　そのほかの試合では、第11シードのダニール・メドベデフ（ロシア）、第21シードのダビド・ゴファン（ベルギー）、第28シードのブノワ・ペール（フランス）、第30シードのカイル・エドマンド（イギリス）、ミオミル・キツマノビッチ（セルビア）、ジェレミー・シャルディ（フランス）、予選勝者のコランタン・ムーテ（フランス）とマルセル・グラノイェルス（スペイン）が2回戦に駒を進めた。

　ユーゴ・アンベール（フランス）と対戦した第16シードのガエル・モンフィス（フランス）は2セットを連取したが追いつかれ、第5セット0-3となった時点でリタイアした。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

男子シングルス1回戦｜主な試合結果

○12コランタン・ムーテ（フランス）[Q] 2-6 3-6 7-6(4) 6-3 6-1 ●11グリゴール・ディミトロフ（ブルガリア）

○14マルセル・グラノイェルス（スペイン）[Q] 7-6(4) 6-4 6-4 ●13ロレンツォ・ソネゴ（イタリア）

○15ユーゴ・アンベール（フランス）6-7(6) 3-6 6-4 7-5 3-0 Ret. ●16ガエル・モンフィス（フランス）[16]

○17ダニール・メドベデフ（ロシア）[11] 6-3 7-6(2) 7-6(2) ●18パオロ・ロレンツィ（イタリア）

○21ジェレミー・シャルディ（フランス）3-6 6-0 6-3 6-4 ●22マルティン・クーリザン（スロバキア）

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○24ダビド・ゴファン（ベルギー）[21] 6-4 6-4 6-4 ●23ブラッドリー・クラン（アメリカ）

○25カイル・エドマンド（イギリス）[30] 6-4 6-4 6-4 ●26ジャウメ・ムナール（スペイン）

○48ミロシュ・ラオニッチ（カナダ）[15] 7-6(1) 6-4 6-2 ●47プラジュネシュ・グネスワラン（インド）

○57ブノワ・ペール（フランス）[28] 4-6 6-4 6-4 7-6(4) ●58フアン イグナシオ・ロンデロ（アルゼンチン）

○60ミオミル・キツマノビッチ（セルビア）2-6 6-3 6-3 6-1 ●59ロベルト・カルバレス バエナ（スペイン）

※写真はミロシュ・ラオニッチ（カナダ）
LONDON, ENGLAND - JULY 01: Milos Raonic of Canada celebrates victory in his Men's Singles first round match against Prajnesh Gunneswaran of India during Day one of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 01, 2019 in London, England. (Photo by Alex Pantling/Getty Images)