錦織らが2回戦へ、ロラン・ギャロス準優勝のティームはクエリーに敗れる [ウインブルドン]
今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス1回戦で、第8シードの錦織圭(日清食品)が予選勝者のチアゴ・モンテーロ(ブラジル)を6-4 7-6(3) 6-4で下し、初戦を突破した。試合時間は2時間9分。
ウインブルドンに10年連続11回目の出場となる29歳の錦織は、昨年の大会で自己最高となるベスト8をマーク。準々決勝では、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に3-6 6-3 2-6 2-6で敗れていた。
錦織は次のラウンドで、デニス・イストミン(ウズベキスタン)を6-2 6-4 6-4で破って勝ち上がったキャメロン・ノリー(イギリス)と対戦する。
また、6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で2年連続準優勝を果たした第5シードのドミニク・ティーム(オーストリア)は、サム・クエリー(アメリカ)に7-6(4) 6-7(1) 3-6 0-6で敗れた。
31歳のクエリーは2017年にウインブルドンで4強入りした実績を持ち、前週のイーストボーン(ATP250/グラスコート)では決勝まで勝ち進んでテイラー・フリッツ(アメリカ)に敗れていた。
そのほかの試合では、第17シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)、第18シードのニコラス・バシラシビリ(ジョージア)、第25シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)、ニック・キリオス(オーストラリア)、ダニエル・エバンズ(イギリス)、スティーブ・ジョンソン(アメリカ)、ワイルドカード(主催者推薦枠)のマルコス・バグダティス(キプロス)が2回戦に駒を進めた。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー
男子シングルス1回戦|主な試合結果
○66サム・クエリー(アメリカ)6-7(4) 7-6(1) 6-3 6-0 ●65ドミニク・ティーム(オーストリア)[5]
○86ダニエル・エバンズ(イギリス)6-3 7-6(5) 6-3 ●85フェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)
○88ニコラス・バシラシビリ(ジョージア)[18] 2-6 4-6 6-4 6-4 8-6 ●87ジェームズ・ワード(イギリス)[WC]
○93ニック・キリオス(オーストラリア)7-6(4) 3-6 7-6(10) 0-6 6-1 ●94ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)
○97錦織圭(日本/日清食品)[8] 6-4 7-6(3) 6-4 ●98チアゴ・モンテーロ(ブラジル)[Q]
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○100キャメロン・ノリー(イギリス)6-2 6-4 6-4 ●99デニス・イストミン(ウズベキスタン)
○101スティーブ・ジョンソン(アメリカ)6-4 6-2 6-3 ●102アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)
○104アレックス・デミノー(オーストラリア)[25] 6-0 6-4 7-6(5) ●103マルコ・チェッキナート(イタリア)
○113マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)[17] 3-6 6-3 6-2 7-6(3) ●114アルヤズ・ベデネ(スロベニア)
○116マルコス・バグダティス(キプロス)[WC] 6-2 6-4 6-4 ●115ブレイデン・シュナー(カナダ)[LL]
※写真はドミニク・ティーム(オーストリア)
LONDON, ENGLAND - JULY 02: Dominic Thiem of Austria waves to the crowd as he leaves the court after loosing in his Men's Singles first round match against Sam Querrey of The United States during Day two of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 02, 2019 in London, England. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)
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