セレナが初戦に勝利、優勝経験者のムグルッサとシャラポワは敗退 [ウインブルドン]
今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、第11シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が予選勝者のジュリア・ガット モンティコーネ(イタリア)を6-2 7-5で下し、初戦を突破した。試合時間は1時間20分。
ウインブルドンに2年連続19回目の出場となる37歳のセレナは、過去7度(2002年~03年、09年~10年、12年、15年~16年)の優勝経験がある。昨年は決勝に進出したが、アンジェリック・ケルバー(ドイツ)に3-6 3-6で敗れていた。
セレナは次のラウンドで、クリスティーナ・プリスコバ(チェコ)を6-4 2-6 6-4で破って勝ち上がった予選勝者のカーヤ・ユバン(スロベニア)と対戦する。
またこの日は、優勝経験のある2人の選手が初戦で姿を消した。2017年覇者で第26シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が予選勝者のベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)に4-6 4-6で敗れ、ポリーヌ・パルモンティエ(フランス)と対戦した2004年の女王マリア・シャラポワ(ロシア)は第3セット0-5となった時点でリタイアした。
大会2日目の最後に終了した試合で、第22シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)がアリソン・リスク(アメリカ)に6-3 3-6 5-7で敗れた。この試合は第3セット5-5の時点で日没が近付いたたため、新設されたナンバー1コートの屋根を初めて閉じて照明を点けて行われた。
そのほかの試合では、第4シードのキキ・バーテンズ(オランダ)、第6シードのペトラ・クビトバ(チェコ)、第18シードのユリア・ゲルゲス(ドイツ)、第30シードのカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)、イバナ・ヨロビッチ(セルビア)、テイラー・タウンゼント(アメリカ)、予選勝者のバルバラ・フリンク(ロシア)が2回戦に駒を進めた。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権
女子シングルス1回戦|主な試合結果
○7ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)[Q] 6-4 6-4 ●8ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)[26]
○10アリソン・リスク(アメリカ)3-6 6-3 7-5 ●9ドナ・ベキッチ(クロアチア)[22]
○12イバナ・ヨロビッチ(セルビア)7-6(5) 6-4 ●11レスリー・ケルクホーフ(オランダ)[Q]
○17セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)[11] 6-2 7-5 ●18ジュリア・ガット モンティコーネ(イタリア)[Q]
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○19カーヤ・ユバン(スロベニア)[Q] 6-4 2-6 6-4 ●20クリスティーナ・プリスコバ(チェコ)
○22バルバラ・フリンク(ロシア)[Q] 6-4 6-2 ●21パウラ・バドーサ(スペイン)[Q]
○24ユリア・ゲルゲス(ドイツ)[18] 7-5 6-1 ●23エレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)[Q]
○25カルラ・スアレス ナバロ(スペイン)[30] 6-2 7-5 ●26サマンサ・ストーサー(オーストラリア)
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○28ポリーヌ・パルモンティエ(フランス)4-6 7-6(4) 5-0 Ret. ●27マリア・シャラポワ(ロシア)
○33キキ・バーテンズ(オランダ)[4] 6-3 6-2 ●34マンディ・ミネラ(ルクセンブルク)
○36テイラー・タウンゼント(アメリカ)6-2 6-3 ●35アリナ・ラディオノワ(オーストラリア)[Q]
○64ペトラ・クビトバ(チェコ)[6] 6-4 6-2 ●63オンス・ジャバー(チュニジア)
※写真はセレナ・ウィリアムズ(アメリカ)
LONDON, ENGLAND - JULY 02: Serena Williams of The United States celebrates match point in her Ladies' Singles first round match against Giulia Gatto-Monticone of Italy during Day two of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 02, 2019 in London, England. (Photo by Matthias Hangst/Getty Images)
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