ジョコビッチが危なげなく3回戦進出 [ウインブルドン]

イギリス・ロンドンで開催されている「ウインブルドン」(7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス2回戦。

 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)はテニスを簡単なものに見せることができる。彼はまた、対戦相手たちを悪く見せることもできる。

 前年度覇者のジョコビッチは、水曜日のセンターコートでデニス・クドラ(アメリカ)を6-3 6-2 6-2で下した際に、その双方を少しずつやって見せた。

 しかしながら、単純明快なスコアにも関わらず、5度目のタイトルに向かって歩みを進める過程でジョコビッチには完璧さが不足していた。彼は最初の2セットで一度ずつ、計2回サービスゲームをブレークされたのだ。

「試合の中で、たぶんよりよくできたはずの瞬間もあった」と第1シードのジョコビッチは振り返った。

「自分のサービスゲームを数回落としてしまっていたからね」

 とはいえ、そんなサービスの小さな躓きも大した問題ではなかった。というのもジョコビッチは、各セットでクドラのサービスゲームを数回ずつ、合計7度ブレークしていたからだ。

 ジョコビッチは次の3回戦で、ホベルト・ホルカシュ(ポーランド)と対戦する。勝てば4回戦で18歳のフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦する可能性がある。

 月曜日にグランドスラム大会の本戦で勝利を挙げた初の2000年代生まれの男子選手となったオジェ アリアシムは、この日の2回戦で予選から勝ち上がった20歳のコランタン・ムーテ(フランス)を6-3 4-6 6-4 6-2で倒した。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)
LONDON, ENGLAND - JULY 03: Novak Djokovic of Serbia stretches to play a forehand in his Men's Singles second round match against Denis Kudla of the United States during Day three of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 03, 2019 in London, England. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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