今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の女子シングルス2回戦で、同大会で7度優勝しているセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が勝ってベスト32に進出した。

 木曜日のナンバー1コートで第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したジェイ・クラーク(イギリス)を6-1 7-6(3) 6-2で倒したあと、第11シードのセレナは同じスタジアムでよりタフな試合を強いられた。

 しかし彼女は最終的に、予選から勝ち上がってきた18歳のカーヤ・ユバン(スロベニア)に2-6 6-2 6-4で逆転勝ちした。

 反対にディフェンディング・チャンピオンで第5シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)はローレン・デービス(アメリカ)に対する6-2 2-6 1-6での予想外の敗戦を喫し、2回戦で姿を消すことになった。

「私は自分に“あなたは強いのよ、きっとできる。あなたはここにいるべき選手なのよ”と言い聞かせたの」とラッキールーザーで本戦出場を実現していたデービスは試合後にコメントした。

 ケルバーは昨年の決勝で、セレナを破って優勝していた。

 セレナはこの日の試合を、よき友人であるサセックス公爵夫人(メーガン妃)が観客席から見守る中でプレーした。セレナは第3セット5-2から自分のサーブを迎えたが、そこでブレークを許してしまった。しかし彼女は2度目のチャンスではミスを犯さず、最初のマッチポイントをサービスエースによってものにした。

「ときに、私は劣勢に立たされたときにベストのテニスをするの」とセレナは語った。

「私はただファイターであり、決して諦めないのよ」

 もし、ウインブルドンでアシュリー・バーティ(オーストラリア)をプレッシャーが苦しめつつあるのだとしたら、彼女はそれを非常にうまく隠している。世界ランク1位のバーティは、フレンチ・オープンとウインブルドン前哨戦であるバーミンガムで優勝したあとにここにやって来た。彼女は今、ウインブルドンで2試合に勝って3回戦に進出し、連勝記録を「14」に伸ばした。

 ナンバー2コートで戦われたこの日の2回戦で、バーティはアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)をわずか55分しかかけずに6-1 6-3で下した。それより早く終わらせることもできたはずだったが、彼女は第2セット5-2からの自分のサービスゲームをキープすることができなかった。これが、彼女がブレークを許した唯一のゲームだった。

「出だしからいきなり、かなりシャープだったわ」とトップシードのバーティは振り返った。

「私はやりたかったことをすぐさま実行し、彼女に直ちにプレッシャーをかけることができた」

 バーティは今、世界ナンバーワンとして初の大会をプレーしているが、過去にはウインブルドンで3回戦を超えたことがない。彼女は次のラウンドで、ワイルドカードで本戦出場権を得て2度目のウインブルドン本戦出場を果たしたハリエット・ダート(イギリス)と対戦する

 そのほかの試合では、ウインブルドン優勝歴2回で第6シードのペトラ・クビトバ(チェコ)、第9シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)、第15シードのワン・チャン(中国)らが3回戦に勝ち進んだ。

 クビトバがクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)を7-5 6-2で、スティーブンスがワン・ヤファン(中国)を6-0 6-2で、ワンはタマラ・ジダンセク(スロベニア)を6-1 6-2で退けた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)
撮影◎小山真司 / SHINJI OYAMA

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