アンダーソンが3回戦で敗退、ペラがまたも前年準優勝者に勝利 [ウインブルドン]

今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス3回戦。

 昨年の決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れた第4シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)は金曜日、センターコートで第26シードのギド・ペラ(アルゼンチン)に4-6 3-6 6-7(4)で敗れた。

 ペラは昨年の2回戦で、2017年ウインブルドン準優勝のマリン・チリッチ(クロアチア)を――最初の2セットを落としたあとに挽回し――倒していた選手だ。

 29歳のペラは自己初のグランドスラム大会4回戦で、2016年ウインブルドン準優勝者で第15シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と対戦する。

 アンダーソンはペラに対して手にした9本のブレークポイントのうち、ひとつしかものにすることができなかった。

「彼のプレーに対応するのはとても難しかった。彼の動きは本当によかったよ」とアンダーソンは振り返った。身長203cmのアンダーソンは、ツアー最高のサーバーのひとりだ。

「彼をディフェンスに留めること、ポイントを決めきることにかなり苦労したと感じている。そうすることができたときに、僕はもっとも成功をおさめてきた。恐らくもう少し、いいサービスを打つことができたはずだったと思うけどね」

 2016年ウインブルドン決勝でアンディ・マレー(イギリス)に敗れていたラオニッチは、ノーシードのライリー・オペルカ(アメリカ)を7-6(1) 6-2 6-1で下して4回戦に進出した。

 身長211cmで21歳のオペルカはウインブルドンでデビューを果たし、2回戦でグランドスラム大会で3度優勝した実績を持つ第22シードのスタン・ワウリンカ(スイス)を倒していた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はケビン・アンダーソン(南アフリカ)
LONDON, ENGLAND - JULY 05: Kevin Anderson of South Africa plays a forehand in his Men's Singles third round match against Guido Pella of Argentina during Day five of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 05, 2019 in London, England. (Photo by Shaun Botterill/Getty Images)

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