今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス3回戦。

 男子のドローのトップハーフではいくつもの番狂わせが起き、おかげで前年度覇者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)の決勝への道のりで行く手を阻みかねない抵抗力がやや弱まったように見えている。

 第1シードのジョコビッチは金曜日に短いテストを課せられたが、迅速に体勢を立て直すとホベルト・ホルカシュ(ポーランド)を7-5 6-7(5) 6-1 6-4で倒した。

 このドローのトップハーフで勝ち残っている選手の中には、世界ランク17位より上位の者はジョコビッチ以外にいない。その17位の選手は、この上半分で唯一グランドスラム大会で決勝に進出した経験を持つ第15シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)だ。
 
 この日に敗退した者の中には、昨年の準優勝者で第4シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)もいた。アンダーソンはセンターコートで行われた3回戦で、第26シードのギド・ペラ(アルゼンチン)に4-6 3-6 6-7(4)で敗れた。

 昨年の大会でも前年のウインブルドン準優勝者だったマリン・チリッチ(クロアチア)を破っていたペラは、次のラウンドで2016年ファイナリストのラオニッチと対戦する。ラオニッチはこの日、ライリー・オペルカ(アメリカ)を7-6(1) 6-2 6-1で退けた。

 また、第10シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)、第11シードのダニール・メドベデフ(ロシア)、第19シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は揃って敗退した。

 将来を嘱望される18歳のオジェ アリアシムは、ナンバー1コートで行われたこの日の3回戦でユーゴ・アンベール(フランス)に4-6 5-7 3-6で敗れた。

 オジェ アリアシムは11本のサービスエースを奪ったが、それでも5度ブレークされた。反対に彼は、一度だけしか相手のサービスゲームを破ることができなかった。

 21歳のアンベールは初のウインブルドンをプレーしているところであり、今や男子シングルスに勝ち残った選手の中で最年少となった。彼は次の4回戦で、前年度覇者のジョコビッチと対戦する。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は3回戦で対戦したノバク・ジョコビッチ(セルビア/右)とホベルト・ホルカシュ(ポーランド/左)
撮影◎小山真司 / SHINJI OYAMA

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