コリ・ガウフがウインブルドンで初めての敗戦も前向きにシングルス4回戦を見据える

今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の大会6日目。

 今大会で注目の的となっているコリ・ガウフ(アメリカ)が、ウインブルドンでプレーするすべての試合に勝つという訳でないことがわかった。

 彼女は月曜日のの4回戦に向け、シングルスではいまだ無敗だ。しかし、15歳のガウフと彼女のパートーナーであるジェイ・クラーク(イギリス)は、ミックスダブルスで勝利をつかむことができなかった。

 ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したガウフとクラークのコンビは1回戦でロベルト・リンドステット(スウェーデン)/エレナ・オスタペンコ(ラトビア)に1-6 4-6で敗れたが、彼女はポジティブな面に目を向けていた。

「何本かいいサービスを打つことができた。サーブの調子をいい軌道に戻すことができたわ。長身男性のサーブに対し、リターンの練習をすることもできた」とガウフはミックスダブルスでの収穫について語った。

「この経験は、月曜日の試合で私を助けてくれると思うわ」

 そしてその試合は、大きな注目に値する。これ以前に一度もグランドスラムの本戦でプレーしたことがなかった世界ランク313位のティーンエイジャーが、第7シードで昨年のフレンチ・オープンで優勝した元世界1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)と戦うのだ。

(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)

※写真はコリ・ガウフ(アメリカ/右)とジェイ・クラーク(イギリス/左)
LONDON, ENGLAND - JULY 06: Jay Clarke of Great Britain and Cori Gauff of the United States speak in their Mixed Doubles first round match against Robert Lindstedt of Sweden and Jelena Ostapenko of Latvia during Day six of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 06, 2019 in London, England. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles