バウティスタ アグートが過去負けなしのペールを下して3度目の4回戦を初めて突破 [ウインブルドン]

今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス4回戦で、第23シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)が第28シードのブノワ・ペール(フランス)を6-3 7-5 6-2で退け、初のベスト8進出を果たした。試合時間は1時間52分。

 グランドスラムでバウティスタ アグートが8強入りしたのは、今年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)に続いて2回目となる。

 ウインブルドンに2年ぶり6度目の出場となる31歳のバウティスタ アグートは、2度(2015年、17年)のベスト16がこれまでの最高成績だった。前回出場した2017年は3回戦で錦織圭(日清食品)を倒したあと、4回戦でマリン・チリッチ(クロアチア)に2-6 2-6 2-6で敗れていた。

 この結果でバウティスタ アグートは、ペールとの対戦成績を9勝0敗とした。ウインブルドンでは2015年の2回戦で対戦し、バウティスタ アグートが2-6 4-6 6-3 6-3 6-3で勝っていた。

 今大会でのバウティスタ アグートは、1回戦でペーター・ゴヨブチック(ドイツ)を6-3 6-2 6-3で下し、2回戦はスティーブ・ダルシー(ベルギー)の第3セット途中棄権で勝ち上がり、3回戦では第10シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)を6-3 7-6(3) 6-1で破って勝ち上がっていた。

 バウティスタ アグートは準々決勝で、第15シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と第26シードのギド・ペラ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。

※写真はロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)
LONDON, ENGLAND - JULY 08: Roberto Bautista Agut of Spain celebrates match point in his Men's Singles fourth round match against Benoit Paire of France during Day Seven of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 08, 2019 in London, England. (Photo by Mike Hewitt/Getty Images)

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