スビトリーナが新鋭ムチョバを倒し、5度目のグランドスラム準々決勝を初めて突破 [ウインブルドン]

今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の女子シングルス準々決勝で、第8シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)がカロリーナ・ムチョバ(チェコ)を7-5 6-4で倒し、ベスト4進出を果たした。試合時間は1時間31分。

 昨年のWTAツアー最終戦(シンガポール/室内ハードコート)でキャリア最大のタイトルを獲得したスビトリーナだが、グランドスラム準々決勝では4連敗を喫していた。

 ウインブルドンに7年連続出場となる24歳のスビトリーナは、2017年のベスト16がこれまでの最高成績だった。昨年は1回戦で、タチアナ・マリア(ドイツ)に6-7(3) 6-4 1-6で敗れていた。

 この結果でスビトリーナは、ムチョバとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は今年2月にドーハ(WTAプレミア/ハードコート)の準々決勝で初対戦しており、スビトリーナが6-4 6-2で勝っていた。

 今大会でのスビトリーナは、1回戦でダリア・ガブリロワ(オーストラリア)を7-5 6-0で退け、2回戦はマルガリータ・ガスパリアン(ロシア)の第2セット途中棄権で勝ち上がり、3回戦で第31シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-3 6-7(1) 6-2で、4回戦では第24シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)を6-4 6-2で破って初の8強入りを決めていた。

 スビトリーナは準決勝で、第7シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)と対戦する。ハレプは準々決勝で、ジャン・シューアイ(中国)を7-6(4) 6-1で下しての勝ち上がり。

 5月にプラハ(WTAインターナショナル/クレーコート)でWTAツアー自己最高となる準優勝を飾っていた22歳のムチョバは、今回が4度目のグランドスラム本戦の舞台だった。

※写真はエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)
LONDON, ENGLAND - JULY 09: Elina Svitolina of Ukraine celebrates victory following her Ladies' Singles Quarter Final match against Karolina Muchova of Czech Republic during Day Eight of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 09, 2019 in London, England. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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