マレー/セレナの豪華ペアが2回戦も突破、次戦は第1シードとの対戦に [ウインブルドン]

今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)のミックスダブルス2回戦で、アンディ・マレー(イギリス)/セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が第14シードのファブリス・マルタン(フランス)/ラケル・アトワー(アメリカ)を7-5 6-3で倒し、ベスト16に進出した。試合時間は1時間37分。

 元世界1位同士のセレナとマレーは、今大会で初めてチームを結成。マレーがウインブルドンのミックスダブルスに参戦するのは、2006年以来で3度目となる。1週目の土曜日に行われた1回戦では、アンドレアス・ミース(ドイツ)/アレクサ・グラーチ(チリ)を6-4 6-1で破って勝ち上がっていた。

 今年1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)で臀部の痛みで引退を示唆した32歳のマレーは、2月に金属製の人工股関節を入れる手術を受けた。彼は約5ヵ月の戦線離脱を経て競技テニスに復帰し、フェリシアーノ・ロペス(スペイン)とのペアで臨んだ6月のロンドン(ATP500/グラスコート)でダブルス優勝を果たした。

 センターコートの第1試合で女子シングルス準々決勝をプレーした第11シードのセレナは、アリソン・リスク(アメリカ)を6-4 4-6 6-3で退け4強入りを決めていた。

 一方、ピエール ユーグ・エルベール(フランス)とのペアで男子ダブルスに出場していたマレーは、2回戦で第6シードのニコラ・メクティッチ/フランコ・シュクゴール(ともにクロアチア)に7-6(4) 4-6 2-6 3-6で敗れていた。

 マレー/ウイリアムズは3回戦で、第1シードのブルーノ・ソアレス(ブラジル)/ニコール・メリカ(アメリカ)と対戦する。ソアレス/メリカは2回戦で、デニス・モルチャノフ(ウクライナ)/ガリーナ・ボスコボエワ(カザフスタン)を7-6(4) 3-6 6-3で下しての勝ち上がり。

※写真はアンディ・マレー(イギリス/右)とセレナ・ウイリアムズ(アメリカ/左)
LONDON, ENGLAND - JULY 09: Serena Williams of the United States and Andy Murray of Great Britain in action in their Mixed Doubles second round match against Fabrice Martin of France and Raquel Atawo of the United States during Day Eight of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 09, 2019 in London, England. (Photo by Mike Hewitt/Getty Images)

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