上地結衣がダブルスパートナーのワイリーを下して初戦に勝利 [ウインブルドン・車いすの部]

今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の車いすの部の女子シングルス1回戦で、第2シードの上地結衣(三井住友銀行)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したジョーダン・ワイリー(イギリス)を6-4 6-1で下し、初戦を突破した。試合時間は1時間8分。

 ウインブルドンに7年連続出場となる上地は、過去2度のベスト4(2017年~15年)がこれまでの最高成績。昨年は準決勝で、アニーク・ファンクォト(オランダ)に6-1 4-6 6-7(11)で敗れていた。

 上地は準決勝で、ファンクォトとジウリア・カポッチ(イタリア)の勝者と対戦する。

 2014年から大会4連覇を果たしたワイリーとのペアでダブルスにも出場している上地は、初戦で第1シードのディーダ・デ グロート(オランダ)/ファンクォトと対戦する予定となっている。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会は、ステファン・オルソン(スウェーデン)とデ グロートがシングルスでタイトル防衛に成功。ダブルスではアルフィー・ヒュウェット/ゴードン・リード(ともにイギリス)が3連覇、上地はデ グロートと組んで5連覇を達成した。

※写真は上地結衣(三井住友銀行)
撮影◎小山真司 / SHINJI OYAMA

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