ジョコビッチが今季2連敗を喫したバウティスタ アグートを4セットで退け大会連覇に王手 [ウインブルドン]

今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス準決勝で、ディフェンディング・チャンピオンで第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第23シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を6-2 4-6 6-3 6-2で下し、大会連覇に王手をかけた。試合時間は2時間49分。

 ウインブルドンに15年連続出場となるジョコビッチは、これまでに4度(2011年、14年~15年、18年)タイトルを獲得。昨年の決勝ではケビン・アンダーソン(南アフリカ)を6-2 6-2 7-6(3)で倒し、グランドスラムで13度目の栄冠に輝いた。

 この結果でジョコビッチは、バウティスタ アグートとの対戦成績を8勝3敗とした。今シーズンはハードコートで2度対戦し、1月のドーハ(ATP250)の準決勝は3-6 7-6(6) 6-4で、3月のマイアミ(ATP1000)の4回戦では1-6 7-5 6-3で、いずれもバウティスタ アグートが勝っていた。

 今大会でのジョコビッチは、1回戦でフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)を6-3 7-5 6-3で、2回戦でデニス・クドラ(アメリカ)を6-3 6-2 6-2で、3回戦でホベルト・ホルカシュ(ポーランド)を7-5 6-7(5) 6-1 6-4で、4回戦でユーゴ・アンベール(フランス)を6-3 6-2 6-3で、準々決勝では第21シードのダビド・ゴファン(ベルギー)を6-4 6-0 6-2で破って4強入りを決めていた。

 ジョコビッチは15回目のグランドスラム制覇をかけて、第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)と第3シードのラファエル・ナダル(スペイン)の勝者と対戦する。

※写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)
LONDON, ENGLAND - JULY 12: Novak Djokovic of Serbia celebrates match point in his Men's Singles semi-final match against Roberto Bautista Agut of Spain during Day eleven of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 12, 2019 in London, England. (Photo by Matthias Hangst/Getty Images)

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