ジェラード/オルソンがヒュウェット/リードの4連覇を阻み、グランドスラムで2度目のタイトル獲得 [ウインブルドン・車いすの部]

今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の車いすの部の男子ダブルス決勝で、第2シードのヨアキム・ジェラード(ベルギー)/ステファン・オルソン(スウェーデン)が大会4連覇を目指していたアルフィー・ヒュウェット/ゴードン・リード(ともにイギリス)を6-1 6-4で下し、初優勝を果たした。試合時間は1時間26分。

 両ペアは昨年の決勝でも対戦し、ヒュウェット/リードが6-1 6-4で勝っていた。

 30歳のジェラードと32歳のオルソンのコンビは、今回が5大会目のグランドスラム出場。同ペアでのタイトル獲得は、1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)に続いて2度目となる。

 今大会でのジェラード/オルソンは、初戦でグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)/国枝慎吾(ユニクロ)を3-6 7-5 6-7(5)で破って決勝に進出。ふたりは今大会のシングルス1回戦で対戦し、オルソンが2-6 6-4 6-3で勝っていた。

 シングルスで2連覇中だったオルソンは、前日に行われた準決勝で国枝に6-4 2-6 3-6で敗れていた。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会は、オルソンとディーダ・デ グロート(オランダ)がシングルスでタイトル防衛に成功。ダブルスではヒュウェット/リードが3連覇、上地結衣(三井住友銀行)はデ グロートと組んで5連覇を達成した。

※写真は車いすの部の男子ダブルスで優勝を果たしたヨアキム・ジェラード(ベルギー/右)とステファン・オルソン(スウェーデン/左)
LONDON, ENGLAND - JULY 13: Joachim Gerard of Belgium and Stefan Olsson of Sweden celebrate victory in the Men's wheelchair doubles final against Alfie Hewett of Grean Britain and Gordon Reid of Great Britain during Day twelve of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 13, 2019 in London, England. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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