望月慎太郎がグランドスラム・ジュニアで日本人男子初のシングルス王者に [ウインブルドン]
今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)のジュニア男子シングルス決勝で、第8シードの望月慎太郎(日本)がカルロス・ヒメノ バレロ(スペイン)を6-3 6-2で下し、優勝を果たした。試合時間は1時間1分。
男子の日本人選手がグランドスラム・ジュニアのシングルスでタイトルを獲得したのは、史上初の快挙となる。
グランドスラム・ジュニアに2大会連続出場となった望月は、初挑戦だった6月の全仏ジュニアで4強入り。グラスコートの前哨戦では6月末のノッティンガム(ITFグレード1)でタイトルを獲得し、今大会を迎えていた。
今大会での望月は、1回戦でヴァランタン・ロワイエ(フランス)を3-6 6-3 8-6で、2回戦で予選勝者のロマン アンドレス・ブルチャガ(アルゼンチン)を7-5 7-6(3)で、3回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のアーサー・フェリー(イギリス)を6-3 6-3で下し、準々決勝でアントン・マトゥセビッチ(イギリス)を6-3 6-3で、準決勝では第4シードのマーティン・ダム(アメリカ)を6-1 0-6 10-8で破って決勝進出を決めていた。
望月はホルガー ビトゥス ノズスコフ・ルーン(デンマーク)とのコンビでダブルスに第2シードとして出場していたが、準々決勝で第7シードのリアム・ドラクル(カナダ)/ゴビンド・ナンダ(アメリカ)に3-6 5-7で敗れていた。
ジュニア男子シングルス決勝
○16望月慎太郎(日本)[8] 6-3 6-2 ●47カルロス・ヒメノ バレロ(スペイン)
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位
※トップ写真は優勝を決めた瞬間の望月慎太郎(日本)
LONDON, ENGLAND - JULY 14: Shintaro Mochizuki of Japan celebrates match point in his Boys' Singles Final match against Carlos Gimeno Valero of Spain during Day thirteen of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 14, 2019 in London, England. (Photo by Alex Pantling/Getty Images)
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