「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス決勝で、ロジャー・フェデラー(スイス)はノバク・ジョコビッチ(セルビア)よりも多くのポイントを取った。

 その日曜日、フェデラーは優勝まであと1ポイントと迫った最初のひとりだった。彼は第5セットに、2度そのようなチャンスを手にしさえしたのだ。

 実際、フェデラーはその歴史に残る試合で統計的にはあらゆる面で勝っていた。サービスエースで2倍以上、サービスブレークでも2倍以上、そしてウィナー数でも2倍近かった。

 それでも重要な唯一のカテゴリー、つまり最終的スコアでフェデラーは一歩足りなかった。彼は前年度覇者のジョコビッチに6-7(5) 6-1 6-7(4) 6-4 12-13(3)で敗れたのである。

 タイブレークにもつれ込んだ3セットのすべてを落とすことで、フェデラーはオールイングランド・クラブでの9度目、総じて21度目のグランドスラム・タイトルを拒まれた。それは実現していれば、彼がすでに保持している男子の最高記録を更新していたはずのものだった。

「今この瞬間には辛いし、そうあってしかるべきだ。ここウインブルドンでのすべての敗戦がそうであるように」とフェデラーは試合後に語った。

 彼のウインブルドン決勝での戦績は8勝4敗となり、このうち3敗は2014年と2015年のそれを含めてジョコビッチに対するものだった。

 このような胸が張り裂けるような敗戦から、どのように立ち直り奮起するかについてフェデラーはこう答えた。

「精神姿勢の問題だ。僕は先に進んでいくことに非常に長けている。なぜなら実際、素晴らしかったテニスの試合について失望したくないからだ」

 実際、本当に素晴らしいものだった。

 彼らは5時間近い4時間57分をプレーし、それを1870年以来開催されているウインブルドンでもっとも長かった決勝にした。フェデラーがラファエル・ナダル(スペイン)に対し、やはり敗れた2008年決勝で樹立された記録を破ったのだ。

※2008年ウインブルドン男子シングルス決勝(4時間48分) ナダル 6-4 6-4 6-7(5) 6-7(8) 9-7 フェデラー

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